Featured image of post 【アムリトサル】観光モデルコースまとめ。深夜のゴールデンテンプルと無料食堂、ワガ国境への行き方

【アムリトサル】観光モデルコースまとめ。深夜のゴールデンテンプルと無料食堂、ワガ国境への行き方

インド・アムリトサルの弾丸観光モデルコースです。24 時間開いている深夜のゴールデンテンプル(黄金寺院)と無料食堂ランガル、名物のクルチャ、ジャリアンワーラ・バーグ、グルドワラの塔、ラッシーの人気店 Ahuja Lassi、パキスタンへ抜けるワガ国境まで、14 時間の滞在で回ったルートと注意点をまとめています。

今回は、週末 4 連休を使って訪れたインド・パキスタン・タイ旅行のインド編として、アムリトサルで訪れた場所をご紹介します。

週末 4 連休でインドとパキスタンはかなりの強行軍に思えますが、実はアムリトサルはパキスタンとの国境に近く、両国を周遊するには最適な都市です。
飛行機の大幅な遅延で、滞在はわずか 14 時間(23:00〜13:00)になってしまいましたが、それでも深夜のゴールデンテンプルを中心に十分楽しめました。

ちなみにアムリトサルは、シク教の総本山であるゴールデンテンプルを中心に発展した街です。街の名前も、寺院を囲む聖なる池「アムリット・サロワル(甘露の池)」に由来しています。

アムリトサル観光の旅程(モデルコース)

1 日目(夜着)

時刻場所
22:40アムリトサル国際空港着
23:30ホテルにチェックイン
23:50深夜のゴールデンテンプル
0:00無料食堂(ランガル)でミールスをいただく
1:30ホテルへ

2 日目

時刻場所
8:00歩行者天国(ヘリテージ・ストリート)を散策
8:20Bhai Kulwant Singh Kulchian Wale でクルチャ
9:00ジャリアンワーラ・バーグ
9:30朝のゴールデンテンプル
9:45Gurdwara Baba Atal Rai Sahib Ji の塔
10:45Ahuja Lassi でラッシー
12:00ローカル食堂でプーリー
14:00タクシーでアタリ/ワガ国境 ⇒ パキスタンへ

旅行全体の日程

日付旅程泊
金00:40 羽田
⇓(ANA843 便)
6:40 シンガポール
8:35 シンガポール
⇓(エア・インディア 381 便)
11:50 ニューデリー
21:00 ニューデリー
⇓(インディゴ 2045 便)
22:00 アムリトサル
機中泊
アムリトサル泊
土14:00 アムリトサル
⇓ アタリ/ワガ国境経由(陸路)
15:00 ラホール
ラホール泊
日23:40 ラホール
⇓(タイ国際航空 346 便)
機中泊
月6:10 バンコク
21:35 バンコク
⇓(ANA850 便)
機中泊
火5:50 羽田—

私が訪れた場所をこちらのマップにピン止めしましたので、ぜひ参考にしてみてください。

22:40 アムリトサル国際空港に到着

もともと私が取った航空券は、14:15 にデリーを出て 15:30 にアムリトサルに到着する予定でした。

しかし、シンガポールからのエア・インディア便が大幅に遅延。振替便は翌日になってしまい、それでは夜のゴールデンテンプルを見ることができません。

そこで急遽、自力でインディゴ(IndiGo)の当日便を手配し、何とか当日中にアムリトサルへ到着しました。
……が、そのインディゴ便も遅延に次ぐ遅延。「今日はもう観光できないかも」と、かなりテンションが下がった状態での到着でした。

アムリトサル国際空港に到着したインディゴの機体

乗り継ぎ便を自分で手配するときの注意

ちなみにこのときは気づきませんでしたが、通しで買った航空券で途中の区間に乗らないと、通常はその後の区間も無効になってしまいます。私は遅延が原因だと説明がついたので何とかなりましたが、別の便を自分で手配するのは最終手段 と考えてください。

23:30 Luxe Stayz Heritage Street にチェックイン

(宿泊当時は「Levelup」という名前でした)

ホテル PRLuxe Stayz Heritage Street 100 Meters from Golden Temple
Agoda で料金・空室を見る Trip.com で料金・空室を見る

正直に言うと、今まで泊まってきた中でワーストの宿でした。

朝食なしで 4,356 円 でしたが、部屋の中をハエが何匹も飛んでいて、清潔感がありませんでした。2,000 円程度なら分かりますが、決しておすすめはできないホテルです。

ゴールデンテンプルまでは 1km ほどで、立地だけは良いです。アムリトサルでホテルを選ぶ際は、口コミで清潔さをしっかり確認する ことをおすすめします。

23:50 深夜のゴールデンテンプル

ホテルに着いたのは既に 23:30 頃でしたが、弾丸旅行のため、夜のアムリトサルを観光できるのはこの日だけでした。
24 時間開いているという情報はあったものの、本当に深夜に行っている人の情報はなく、恐る恐る訪れました。

到着してまず驚いたのが、寺院の外で大勢の人が寝ている光景です。

深夜のゴールデンテンプルの外で眠る巡礼者たち

なるほど、スーパー銭湯の休憩室のようなものがあるのではなく、本当にそのあたりで寝る感じなんですね。

ゴールデンテンプルの入り方

  • 入口で靴を預けます(無料)
  • 髪を布で覆う必要があります。入口でバンダナを借りられました
  • 入口の浅い水路で足を清めてから、寺院の門をくぐります

すると……

深夜のゴールデンテンプル(黄金寺院)

期待値をはるかに超える、美しい景色が広がっていました。

ゴールデンテンプル(ハリマンディル・サーヒブ)は、シク教で最も神聖な寺院です。池の中に建つ本堂は、19 世紀初めにシク王国のランジート・シングが金箔で覆ったことから「黄金寺院」と呼ばれるようになりました。寺院の門は東西南北の 4 方向に開かれていて、宗教や身分に関係なく、誰でも受け入れるという教えを表しているそうです。

0:00 無料食堂(ランガル)でミールスをいただく

ゴールデンテンプルでは、誰でも無料でミールスをいただくことができます。
さすがに深夜はやっていないだろうと思い、翌日に行くつもりでした。

ところが、境内を歩いていると、自然と人の流れが室内へ。気づけば、そのままミールスの配給コーナーに並んでいました。

正直、お腹が空いていたわけではありません。でも、深夜でもこれだけの人と活気があることが嬉しくて、思わず列に加わってしまいました。

ゴールデンテンプルの無料食堂でもらう金属のプレート

お皿を持って、こんな風に横一列に座ります。しばらくすると、カレーを入れに来てくれます。

明らかに外国人なのは私だけでしたが、ここでは誰もが平等な雰囲気です。ただ、正面にいたインドの子たちにはずっとガン見されていました(笑)

2 種のカレー、スープ、チャパティ、甘いミルク粥のミールス

2 種のカレーと、スープ、チャパティ、甘いミルク粥がついてきます。

なお、料理も後片付けも、すべてボランティアの方々が行っています。

ゴールデンテンプルの無料食堂(ランガル)

ボランティアの人々が働く無料食堂の食器洗いのエリア

この無料食堂は「ランガル」と呼ばれ、身分や宗教に関係なく、全員が同じ床に座って同じ食事をとるというシク教の平等の教えを実践する場です。ゴールデンテンプルでは、1 日に数万人分もの食事が振る舞われていると言われています。

深夜に、ただ食べるだけの自分が少し申し訳なく感じてしまいます。今、0 時を過ぎていますからね!!

それにしても、本当に美しい空間でした。
正直、飛行機に乗っている間は強行旅程にしすぎたと後悔しましたが、目の前の景色を見られて良かったと、安堵の気持ちでいっぱいでした。

ゴールデンテンプルの入口の門

ライトアップされた夜のゴールデンテンプル

1 時を回っていましたが、ゴールデンテンプルの外のメインストリートは、こんな感じでまだ人の動きがありました。

深夜のゴールデンテンプル前のメインストリート

1:30 頃にホテルに戻って就寝しました。
インドの深夜と聞くと治安が不安になると思いますが、寺院の中はみんなが穏やかで、危険を感じることはありませんでした。

2 日目 8:00 歩行者天国(ヘリテージ・ストリート)を散策

翌朝は、ゴールデンテンプルへと続く歩行者天国を歩いて朝食に向かいました。
ヨーロッパ的な街並みを感じられ、非常に綺麗です。

歩行者天国に立つマハラジャ・ランジート・シングの像

ゴールデンテンプル周辺の歩行者天国

この通りは「ヘリテージ・ストリート」と呼ばれ、近年きれいに整備されたエリアです。写真の騎馬像は、ゴールデンテンプルを黄金で覆ったシク王国の初代国王、マハラジャ・ランジート・シングの像です。

8:20 Bhai Kulwant Singh Kulchian Wale でクルチャ

アムリトサル名物のクルチャを食べに、人気店へ行きました。

アムリトサル名物のクルチャ

Bhai Kulwant Singh Kulchian Wale の店頭

クルチャは、じゃがいもなどの具を包んだ生地を、タンドール(窯)の内側に貼り付けて焼くパンです。「アムリトサリ・クルチャ」と呼ばれるほど、この街の名物になっています。
確かに食べたことのない生地で、ここならではの感じがします。

私は揚げパン系(プーリーなど)が好きなので、そこまで刺さりませんでしたが、アムリトサルに来たら一度は食べるべき名物だと思います。

食後に、昨日の夜に通った道に戻りました。昼間はこんなに賑わっています。

クルフィなどが売られている昼間のメインストリート

9:00 ジャリアンワーラ・バーグ(Jallianwala Bagh)

1919 年に起きた、ジャリアンワーラ・バーグ事件の記念碑がある公園です。

ジャリアンワーラ・バーグの記念碑

イギリス領時代、この広場に集まっていた非武装の群衆に、イギリス軍が出口をふさいで一斉に発砲した事件です。イギリス側の公式発表で 379 人、インド側の推計では 1,000 人以上が亡くなったと言われていて、インド独立運動の大きな転機になりました。

ジャリアンワーラ・バーグの壁に残る弾痕

敷地内には、写真のとおり銃弾の跡が残っています。

日本にいるとなかなか知る機会のない出来事だと思いますが、インドにも悲しい過去がたくさんあります。

ちなみに「バーグ(Bagh)」は、インドやパキスタンでときどき耳にする言葉で、ヒンディー語やウルドゥー語で「庭園」を意味するそうです。

9:30 朝のゴールデンテンプル

再びゴールデンテンプルに戻ってきました。

朝のゴールデンテンプル

昼間ももちろん美しいのですが、やはり夜の「楽園感」は別格でした。

ここで、地元の中学生くらいの少年と出会い、案内してもらいました。
彼はおばあちゃんと来ていたようですが、おばあちゃんほど敬虔な教徒ではないので、参拝している間に時間を持て余していたようです。

9:45 Gurdwara Baba Atal Rai Sahib Ji の塔

その後、少年がゴールデンテンプルの近くのグルドワラを教えてくれました。場所は、記事上部のマップを参考にしてください。

グルドワラとはシク教の寺院のことです。「グル(Guru)=師」「ドワーラ(Dwara)=門」で、直訳すると「師の門」です。
インドネシア語でも先生を「guru」と言いますが、どちらもサンスクリット語に由来する言葉です。

このあたりは少年に案内されるがままで、あまり観光客向けのお寺ではなさそうだったので、写真を全然撮れていないのですが、このお寺には塔があり、登れるようになっています。

Gurdwara Baba Atal Rai Sahib Ji の塔からの眺め

景色自体は正直普通ですが、時間があれば寄り道としておすすめです。
ゴールデンテンプルの正面ゲートとは反対側からアクセスします。靴は預けたままなので、裸足で行けます。

10:45 ラッシーの人気店 Ahuja Lassi

ゴールデンテンプルを後にして、タクシーで Ahuja Lassi という人気店へ行きました。ゴールデンテンプルからは 1km ほどあります。

ラッシーの人気店 Ahuja Lassi

Ahuja Lassi のラッシー

気温が暑かっただけに、最高でした。ここはわざわざ来る価値があると思います。

パンジャーブ地方は酪農が盛んな地域で、ラッシーの本場とも言われています。上にたっぷりのせられたクリーム(マライ)が、パンジャーブ式のラッシーの特徴です。

12:00 ローカル食堂でプーリー

最後にチェックアウトなどを済ませ、ローカル食堂でプーリーを食べました。
やはり私は、クルチャよりもプーリー派でした。美味しかったです!

アムリトサルのローカル食堂のプーリー

14:00 アタリ/ワガ国境(Attari / Wagah Border)

私は今回、アムリトサルからパキスタンのラホールへ向かいました。
インド側が「アタリ」、パキスタン側が「ワガ」ですが、一般的には「ワガ国境(ワガボーダー)」として知られています。

アタリ/ワガ国境の式典会場

ワガ国境への行き方

  • アムリトサル市内から国境までは 30km ほどで、片道タクシーで行くことができました
  • Uber で捕まえましたが、アプリ上はキャンセルを求められ、個別に現金で払う形になりました(金額は忘れてしまいました。すみません)
  • 国境は徒歩で越えます。インド側・パキスタン側でそれぞれ車を乗り継ぐことになります
  • アムリトサル市内には、ワガ国境へのツアーをやっている会社が多く、客引きもたくさんいます

ワガ国境では、毎日夕方に、両国の兵士が足を高く振り上げて国旗を降ろす「フラッグセレモニー」が行われます。私は弾丸のため見られませんでしたが、都合のつく方は、セレモニーの時間に合わせて行くと良いと思います。

ラホールでの観光は、ラホール編 で紹介しています。

まとめ

今回は、飛行機の大遅延もあり、アムリトサルの滞在はなんと 23:00〜13:00 の 14 時間でした。
かなり短い滞在になってしまいましたが、アムリトサルは名所がコンパクトにまとまっているので、十分に魅力を楽しむことができました。

アムリトサル観光のポイントをまとめると、以下のとおりです。

  • ゴールデンテンプルは 24 時間開いていて、深夜でも人が多く活気がある。夜のライトアップは必見
  • 無料食堂(ランガル)は深夜でも食事を振る舞っていて、外国人でも誰でも参加できる
  • 入場時は靴を預け、髪を布で覆う。バンダナは入口で借りられる
  • 名物のクルチャと、Ahuja Lassi のラッシーは一度は食べたい
  • パキスタンへは、市内からタクシーで約 30km のアタリ/ワガ国境を徒歩で越えられる
  • 深夜でも寺院の中は穏やかな雰囲気で、危険を感じることはなかった

何よりおすすめしたいのが、夜のゴールデンテンプルです。インドの深夜と聞くと治安が不安になると思いますが、寺院の中はみんなが穏やかで平和な雰囲気が漂っていて、どこか別の世界にいるような不思議な空間でした。

ラホールと一緒に旅程を組めば、弾丸でインドとパキスタンの両国を訪れることもできるので、ぜひ訪れてみてください。

夜のゴールデンテンプル

関連記事

この旅行で訪れた都市の記事はこちらです。

この旅行全体の日程と費用は、【弾丸 ANA 特典航空券旅行】週末 4 連休でインド・パキスタン・タイの 3 か国。アムリトサル・ラホール・バンコクまとめ で紹介しています。

当サイトはアフィリエイトプログラム(Agoda・Trip.com など)を利用しており、一部のリンクから商品やサービスを購入・予約すると、運営者に報酬が支払われることがあります。
Hugo で構築されています。
テーマ Stack は Jimmy によって設計されています。