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【ベラト】観光モデルコースまとめ。千の窓の街の夕景とベラト城、宿のエリア選び

アルバニアの世界遺産ベラトの 1 泊観光モデルコースです。夕暮れから夜にかけてライトアップされる「千の窓の街」マンガレム地区、ゴリツァ地区、独身者のモスク、聖デメトリウス大聖堂、翌朝のベラト城と聖三位一体教会、オスム川の絶景を巡ったルートと、1 泊 18 ユーロの超高コスパのゲストハウス、川の北側・南側・東側の宿のエリア選びをまとめています。

今回は、年明けのバルカン半島周遊旅行で訪れた、アルバニアの世界遺産の街ベラト(Berat)をご紹介します。北マケドニアのオフリドから聖ナウム経由で国境を越え、夕方に到着して、翌朝にティラナへ向かう 1 泊の滞在でした。

ベラトの見どころは、何と言っても、川沿いの斜面に白壁の家々が重なるように建ち並ぶ景色です。夕暮れから夜にかけて家々の窓に灯りがともる様子は、オフリドからの大変な移動の疲れが吹き飛ぶほどの美しさでした。

ここでしか見られない景色で、期待外れ感はまったくありませんでした。料理のコスパも良く、治安の不安も全くありませんでした。天気が良ければ、なお良かったと思います。

ちなみにベラトは、斜面に並ぶ家々の窓が何層にも重なって見えることから、「千の窓の街」と呼ばれています。オスマン帝国時代の街並みがよく残っていることから、2008 年に、同じアルバニアのギロカストラとあわせて世界遺産に登録されました。

ベラト観光の旅程(モデルコース)

1 日目(夕方に到着)

時刻場所
16:06ベラト着
16:20ゲストハウス Rugga Shatervanit にチェックイン
16:30夕暮れのマンガレム地区と千の窓
16:45ゴリツァ地区
17:00独身者のモスクとマンガレム地区の路地
17:15Rustemi Traditional Food でタヴェ・コシ
18:00聖デメトリウス大聖堂
18:15Al Bon Traditional Food で 2 軒目
18:50中心部のクリスマスツリー
19:10川沿いの夜景
19:45ゲストハウスのベランダから夜景

2 日目(ティラナへ)

時刻場所
7:00ベランダからの朝の景色
7:15カフェで朝食
7:30オスム川沿いを散歩
7:50ベラト城・聖三位一体教会
8:55ギロスで朝ごはん
9:10昼のマンガレム地区
9:35バスターミナルからティラナへ

旅行全体の日程

日付旅程泊
1/4日本
⇓(イスタンブール経由)
20:15 プリシュティナ
プリシュティナ泊
1/511:30 プリシュティナ
⇓(バス)
13:25 スコピエ
スコピエ泊
1/68:00 スコピエ
⇓(バス)
11:20 オフリド
オフリド泊
1/7オフリド
⇓(聖ナウム経由・国境越え)
16:06 ベラト
ベラト泊
1/8ベラト
⇓(バス)
ティラナ

料金は 1 ユーロ=180 円、1 レク=1.8 円で計算しています。アルバニアの通貨はレクですが、ユーロも使えました。

16:06 ベラトに到着

オフリドから、聖ナウム修道院を経由して徒歩で国境を越え、バスとタクシーを乗り継いで、ようやくベラトに到着しました。この移動はかなり大変だったので、オフリドからベラトへの移動記録 で詳しく紹介しています。

16:20 ゲストハウス Rugga Shatervanit にチェックイン

ベラトのゲストハウス Rugga Shatervanit の外観

宿泊したのは、Rugga Shatervanit というゲストハウスです。1 泊 1 人 18 ユーロ(約 3,240 円) でした。

ホテル PRRugga Shatervanit
Agoda で料金・空室を見る

Rugga Shatervanit の客室

フロントはありませんが、ベランダからの景色も良く、立地も良いので、超高コスパ でした。

Rugga Shatervanit のベランダから見た夜のベラト

Rugga Shatervanit のベランダから見た朝のベラト城と旧市街

ベラトの宿はどこに泊まるべき?

ベラトは、オスム川を挟んで北側と南側に旧市街が分かれています。

エリアおすすめの人
川の南側(ゴリツァ地区)宿から「千の窓」の景色を見たい人
川の北側(キング・モスクの近く)繁華街の近くに泊まりたい人
聖デメトリウス大聖堂より東側値段の安さ重視の人。ローカルなお店が多い繁華街

聖デメトリウス大聖堂のあたりまでが、観光客向けに整備されたエリアです。それより東へ行くと、ローカルなお店が増えます。値段も安く、繁華街でもあるので、そちらに泊まるのもありだと思います。

16:30 夕暮れのマンガレム地区と「千の窓」

荷物を置いて、すぐに川沿いへ向かいました。ちょうど日が暮れ始める時間で、川の向こうの斜面に建ち並ぶ家々に、灯りがともり始めていました。

完全に暗くなってからよりも、空がまだ少し青い、薄暗い中でライトアップされている時間帯が一番おすすめ です。

夕暮れのマンガレム地区の家々とモスクのミナレット

ライトアップされた橋と夕暮れのマンガレム地区

オスム川越しに見た夕暮れのマンガレム地区

この「千の窓」の景色が見られるのは、川の北側のマンガレム地区です。オスマン帝国の時代にイスラム教徒が暮らしていた地区で、白壁の家々が、城のある丘の斜面に沿って何層にも重なっています。

16:45 ゴリツァ地区

橋を渡った川の南側は、ゴリツァ地区です。

夕暮れのゴリツァ地区の石畳の路地

マンガレム地区がイスラム教徒の地区だったのに対し、ゴリツァ地区はキリスト教徒が暮らしていた地区です。川を挟んで、2 つの宗教の地区が向かい合っているのも、ベラトの面白いところです。

夜のベラトの川沿いの遊歩道

17:00 独身者のモスクとマンガレム地区の路地

ライトアップされた独身者のモスクの外壁の装飾

マンガレム地区の川沿いにある、「独身者のモスク」と呼ばれる小さなモスクです。外壁の装飾画が、とても美しかったです。

その名前は、かつてこのあたりで働いていた、独身の若い職人や商人たちのために建てられたことに由来していると言われています。

灯りがともるマンガレム地区の路地

マンガレム地区の路地は、灯りと植物で飾られていて、歩いているだけで楽しいです。

17:15 Rustemi Traditional Food でタヴェ・コシ

夕食は、Rustemi Traditional Food Berat というお店で食べました。綺麗なお店です。

ベラトのレストラン Rustemi Traditional Food の店内

注文したのは、アルバニアの国民食「タヴェ・コシ」です。羊肉とお米をヨーグルトと卵のソースで包んで焼いた、グラタンのような料理です。

Rustemi Traditional Food のタヴェ・コシ

見た目は相当美味しそうですが、食べてみると、少しだけパンチに欠ける味でした。

18:00 聖デメトリウス大聖堂

ライトアップされた聖デメトリウス大聖堂

街の中心にある、正教会の大聖堂です。前で紹介したとおり、このあたりまでが観光客向けに整備されたエリアです。

18:15 Al Bon Traditional Food で 2 軒目

移動でとても疲れていたこともあり、もう 1 軒行くことにしました。聖デメトリウス大聖堂より東側にある、Al Bon Traditional Food というお店です。

観光エリアからは離れていますが、レトロな雰囲気のお店で、料理もとても美味しかったです。

アルバニアのビール Korça

アルバニアのビール「Korça」です。アルバニア南東部の街コルチャで造られているビールで、1928 年創業の、アルバニアで最も古い醸造所のビールと言われています。

ベラトのローカルなレストランのピーマンの肉詰めとブルグル

ピーマンの肉詰めと、ブルグル(挽き割り小麦)のご飯です。トマトで味付けされていて、ナポリタン味のご飯のような感じでした。ビールと合わせて 400 レク(約 720 円) でした。観光客向けのエリアから少し離れるだけで、値段もかなり安くなります。

18:50 中心部のクリスマスツリー

ベラトの中心部のクリスマスツリー

年明けすぐだったので、中心部の広場にはまだ大きなクリスマスツリーが飾られていました。

19:10 川沿いの夜景

オスム川越しに見た夜のマンガレム地区

夜は、マンガレム地区の家々がライトアップされ、川に映り込む景色がとても綺麗でした。オフリドに続いてベラトでも雨が続きましたが、夜のライトアップは雨の中でも十分に綺麗でした。

2 日目 7:15 カフェで朝食

翌朝、ベランダから外を見ると、ベラト城の丘と旧市街の家々が見えました。

朝食は、近くの Shtëpia e Kafes Gimi というカフェで、カプチーノとケーキをいただきました。280 レク(約 500 円) です。朝 7 時から開いているので、早めに出発する日の朝食にも便利です。

ベラトのカフェのカプチーノとケーキ

7:30 オスム川沿いを散歩

増水したオスム川と石の橋

連日の雨で、オスム川は茶色く増水していました。

7:50 ベラト城と聖三位一体教会

マンガレム地区の上の丘にある、ベラト城に登りました。

ベラト城の城門

ベラト城は、13 世紀頃に築かれた城塞で、城壁の中には今も人々が暮らしています。城の中に住宅街があるという、珍しい城です。

ベラト城でずっとついてきた野良犬たち

城の中では、なぜか野良犬たちがずっとついてきて、案内してくれるかのように一緒に歩いてくれました。

ベラト城の聖三位一体教会

城の端に建つ、聖三位一体教会です。13〜14 世紀頃に建てられたと言われるビザンチン様式の教会で、谷を見下ろす景色の中にぽつんと建つ姿が印象的でした。

聖三位一体教会と野良犬

ベラト城の石造りのアーチ

ベラト城からの絶景

城の上からは、ベラトの街とオスム川を見下ろせます。

ベラト城から見下ろしたマンガレム地区

ベラト城から見たオスム川の大きなカーブ

オスム川が大きく曲がりながら街を流れていく景色は、城の上からでないと見られない景色です。ただ、この日も朝から雨で、雲が低く垂れ込めていたので、上からの景色はいまいちでした。晴れていれば、絶景だったと思います。

8:55 ギロスで朝ごはん

ベラトのギロス

城から下りて、一度食べてみたかったギロスを食べました。3 ユーロ(約 540 円) で、お肉とポテトがたっぷり入っていてボリュームはありますが、ソースがシンプルで、まあこんなものか、という感じでした。アルバニアは、隣国ギリシャの影響で、ギロスがとても身近な食べ物です。

9:10 昼のマンガレム地区

昼のマンガレム地区の家々

昼間に見るマンガレム地区も、白壁の家々が並ぶ、絵になる景色でした。

9:35 バスターミナルからティラナへ

ベラトのバスターミナル

ゲストハウスをチェックアウトして、ティラナへ向かいました。

ベラトからティラナ・ティラナ空港への行き方

  • ベラトのバスターミナルは、旧市街から少し離れた北側にあります。中心部からは路線バスで向かいました。料金は 30 レク(約 54 円) です
  • ベラト ⇒ ティラナのバスは 500 レク(約 900 円) でした
  • ティラナのバスターミナルからティラナ空港までは、たまたま乗り合いのバスが停まっていたので、それに乗りました。料金は 3 ユーロ(約 540 円) です

この後、ティラナ空港からベオグラードへ向かいました。ベオグラードについては、こちらの記事 で紹介しています。

かかった費用

項目費用
ゲストハウス Rugga Shatervanit(1 人分)18 ユーロ(約 3,240 円)
夕食(ピーマンの肉詰めとビール)400 レク(約 720 円)
カフェ(カプチーノとケーキ)280 レク(約 500 円)
ギロス3 ユーロ(約 540 円)
路線バス(中心部 ⇒ バスターミナル)30 レク(約 54 円)
バス(ベラト ⇒ ティラナ)500 レク(約 900 円)
バス(ティラナのバスターミナル ⇒ 空港)3 ユーロ(約 540 円)
合計約 6,490 円

※1 軒目の夕食代は含みません。

まとめ

今回は、アルバニアの世界遺産の街ベラトをご紹介しました。

ベラト観光のポイントをまとめると、以下のとおりです。

  • 「千の窓の街」のマンガレム地区は、ここでしか見られない景色。完全に暗くなるより、薄暗い中でライトアップされている時間帯がおすすめ
  • 川の北側のマンガレム地区はイスラム教徒、南側のゴリツァ地区はキリスト教徒の地区。両方を歩くのがおすすめ
  • 翌朝のベラト城からは、オスム川の大きなカーブを見下ろせる。城の中には今も人が暮らしている(この日は雨で、上からの景色はいまいちだった)
  • 朝食には、朝 7 時から開いているカフェ Shtëpia e Kafes Gimi が便利
  • ゲストハウス Rugga Shatervanit は 1 泊 18 ユーロで、ベランダからの景色も立地も良く超高コスパ(フロントなし)
  • 宿は、千の窓を眺めたいなら川の南側、繁華街の近くなら北側、安さ重視なら聖デメトリウス大聖堂より東側
  • 料理のコスパが良い。観光エリアから離れた Al Bon Traditional Food は、レトロな雰囲気でとても美味しかった
  • 治安の不安は全くなかった

期待外れ感はまったくなく、オフリドからの移動は大変でしたが、それでも来て良かったと思える、とても美しい街でした。天気が良ければ、なお良かったと思います。

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この旅行で訪れた都市の記事はこちらです。

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