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【カイロ】1日観光モデルコースまとめ。ギザのピラミッドとハーンハリーリ、ラマダーン期間の注意点

空港からタクシーでギザのピラミッドへ向かい、ナスル門からムイッズ通りを歩いてハーンハリーリ、老舗カフェ El Fishawy、エジプトピザ、メトロ、コシャリの名店まで巡る、エジプト・カイロの 1 日観光モデルコースです。ピラミッドのしつこいガイドへの対策や入場料、ラマダーン期間に旅行するときの注意点もまとめています。

今回は、ラマダーン期間の 5 連休でエジプト(カイロ、ルクソール、アスワン)を訪れた弾丸旅行の、カイロ編をご紹介します。

正直この旅は、どれだけ観光できるか未知だったので、最初はギザ+アレクサンドリア+ルクソールを巡る予定でした。ところが、カイロ国際空港 ⇔ アレクサンドリア間のバスが廃止されていたことが分かり、急遽カイロ観光に変更しました。

事前の下調べが足りなかったので、カイロの観光地の半分くらいしか回れていない気がしますが、それでも 1 日で十分楽しめました。この記事では、弾丸旅行を考えている方に向けて、実際に回ったルートと、ピラミッドのガイド対策などの注意点をご紹介します。

ちなみにカイロ(アル・カーヒラ)は、アラビア語で「勝利者」という意味です。10 世紀にファーティマ朝がこの地に新しい都を築いたときに名付けられたと言われています。

カイロ観光の旅程(モデルコース)

時刻場所
10:40カイロ国際空港着
12:50タクシーでギザのピラミッドへ
15:45Uber でナスル門へ ⇒ ムイッズ通りを散策
16:15ハーンハリーリ
16:30Fatatry El Hussein でエジプトピザ
17:10El Fishawy Cafe
17:50大通りの反対側の市場を散策
18:35夜のムイッズ通りを歩いてメトロの駅へ
18:50メトロ Bab El-Shaaria 駅 ⇒ 1 駅
19:20サイード・ハンフィでコシャリ
20:30Cairo Capital Hotel

旅行全体の日程

日付旅程泊
火23:55 羽田
⇓(カタール航空 813 便)
機中泊
水6:50 ドーハ
7:35 ドーハ
⇓(カタール航空 1303 便)
10:40 カイロ
カイロ観光
カイロ泊
木7:20 カイロ
⇓(ナイルエア 71 便)
8:30 ルクソール
ルクソール観光
ルクソール泊
金9:00 ルクソール
⇓(鉄道)
11:48 アスワン
アスワン観光
アスワン泊
土10:00 アスワン
⇓(ナイルエア 82 便)
11:25 カイロ
13:30 カイロ
⇓(中国東方航空 224 便)
機中泊
日5:55 上海
⇓(上海航空 889 便)
15:00 中部

料金は 1 エジプト・ポンド=3.3 円で計算しています。

私が訪れた場所を下記のマップにまとめました。旅程決めの参考にしてみてください。

10:40 カイロ国際空港に到着

カイロへ向かう機内から見えた紅海周辺の景色

深夜便を活用して、カイロ国際空港に午前中に到着しました。

いきなりですが、今回の旅行は前の週に急遽決めたので、いろいろと下調べが不十分でした。

  • この後アレクサンドリアへバスで向かう予定でしたが、空港からのバスが廃止されていました
  • それならと、直接飛行機でルクソールへ向かおうと航空会社のカウンターへ行きましたが、直前すぎて購入できませんでした

この日のうちにどちらかへ行きたかったのは、帰る直前はカイロに戻っておきたかったのと、深夜便を乗り継いで来ているので、一旦移動で休みたかったからです。

空港のインフォメーションでいろいろ話を聞き、まずはピラミッドへ行き、この日はカイロに泊まることにしました。

12:50 ギザのピラミッド

空港からタクシーでピラミッドへ向かいました。
タクシーの中でいろいろとツアーの勧誘を受けましたが、お断りしました。ところが、さんざん断ったにもかかわらず、ピラミッドの近くの旅行会社へ連れていかれました。ガイドを付ける気はなかったので、無視してピラミッドへ向かいます。

入場料は 700 エジプト・ポンド(約 2,300 円) でした。

ピラミッドの敷地内は広く、すべて見る場合はそれなりに移動の時間がかかりますが、主要なピラミッドは入ってすぐにあります。
写真の右側に見えるのが最も大きなクフ王のピラミッド、左側が 2 番目に大きなカフラー王のピラミッドです。手前にはスフィンクスも見えます。

ギザのピラミッド(左がカフラー王、右がクフ王のピラミッド)とスフィンクス

カフラー王のピラミッドの頂上付近だけ色が違うのは、建設当時にピラミッド全体を覆っていた白い「化粧石」が残っているからです。完成した頃のピラミッドは、表面がなめらかで白く輝いていたと言われています。

ピラミッドのしつこいガイドに注意

エジプトは以前から観光ガイドがしつこいという評判を聞いていたので、かなり身構えていました。その手の評判がある場所では、バリ島、モロッコ、インドに行ったことがありますが、エジプトがダントツで手ごわかったです。タージ・マハルなど、その国を代表する観光地は比較的悪質なガイドが少ない気がしますが、ここはかなり無法地帯です。

  • チケットを買っている間も、ずっと横から話しかけてくるガイドがいました
  • 無視して購入すると、スタッフが渡したチケットを勝手に取って「こっちだよ」と案内し始めました。チケットを奪い返して、無視して進みました
  • 無視して進んでも、また別のガイドがいます。「一方通行だからそこは通れないよ」と言われますが、そんな表記はありません

この手のガイドは、自分が話したいことを自分のペースで話すので、良かった試しがありません。
正直、道は分かりません。標識などもほとんどなく、おそらくあえてガイドが必要になるようにしているのだと思います。完全にアウェーで、弱い立場にいることを実感しました。

ガイドを付けないなら、チケットは自分の手から離さず、話しかけられても相手にしない のが一番です。

横から見たスフィンクス

スフィンクスは、横から見ると意外と小さく見えてしまいます。

クフ王のピラミッドは近くで見るのがおすすめ

ピラミッドは、近くで見てこそ魅力的だと思いました。クフ王のピラミッドは、このように少し登れるところがあり、迫力を感じられます。

間近で見上げたクフ王のピラミッド

クフ王のピラミッドには、平均 2.5 トンほどの石が約 230 万個積み上げられていると言われています。約 4,500 年前に、どうやってこんなものを造ったのでしょうか。

クフ王のピラミッドの石段

ピラミッドの内部には、このように入ることができます。
中は暑くて、棺があるだけなので必見とまでは言えませんが、それでもピラミッドの中がこうなっているんだと実感できるので、入って良かったと思います。

ギザのピラミッド内部の通路

15:45 ナスル門からムイッズ通りを散策

カイロのナスル門(バーブ・アン・ナスル)

この後、Uber で一気に、カイロの歴史地区の入口のナスル門まで来ました。
ナスル門は「勝利の門」という意味で、11 世紀のファーティマ朝の時代に造られた、旧市街の城壁の門です。

ここからハーンハリーリまでは、ムイッズ通りという美しい道が続きます。

パン屋さんが並ぶムイッズ通り

ナスル門からハーンハリーリへ続くムイッズ通り

ムイッズ通りの周辺には、中世のモスクやマドラサ(学院)が数多く残っていて、「イスラーム建築の野外博物館」とも呼ばれています。このエリアは「カイロ歴史地区」として世界遺産に登録されています。

静かな道で、危険な感じはしませんでした。ただし、人も少ないので、強引なスリなどにあうリスクはあると思います。

ムイッズ通りのカラーウーン複合施設

このあたりの建築物は本来中に入ることもできますが、私が訪れたのはラマダーン期間だったので、残念ながら中に入ることはできませんでした。
Google の写真を見る限り、中に入れたらとても素敵だったのだと思います。

16:15 ハーンハリーリ(Khan el-Khalili)

ハーンハリーリは 14 世紀にできた市場で、現在は観光客向けのお土産屋さんなどが集まっています。

「ハーン」は隊商宿(キャラバンサライ)を意味する言葉で、この市場は、14 世紀にハリーリという人物が建てた隊商宿が始まりと言われています。ちなみに、チンギス・ハーンの「ハーン」は君主を意味する別の言葉です。

ハーンハリーリのバザール

賑わってはいますが、呼び込みなどは思ったほどありませんでした。

16:30 Fatatry El Hussein でエジプトピザ

ラマダーン期間だったこともあって、すっかり昼ご飯を食べ逃していました。
こちらの、自称パンケーキのお店で遅めのランチをしました。

エジプトピザ(フィティール)

フィティールと呼ばれるエジプトの伝統料理で、パイのような生地の間に、チーズやツナなどの具が挟まっています。何層にも重ねた生地をバターで焼き上げるので、サクサクの食感です。
1 枚を一人で食べるには少し多いですが、美味しかったです。

17:10 El Fishawy Cafe

続いて、ハーンハリーリの中にあるカフェに寄りました。1797 年にオープンした超老舗です。

ハーンハリーリの El Fishawy Cafe の店内

El Fishawy Cafe のコーヒー

店内は映画の中のようなクラシックな雰囲気で、雰囲気は抜群です。ノーベル文学賞を受賞したエジプトの作家ナギーブ・マフフーズも、このカフェの常連だったと言われています。

似たようなカフェの客引きに注意

Google マップの位置情報を頼りに行ったのですが、少し迷ってしまいました。

お店の近くには似たような喫茶店がたくさんあり、私が El Fishawy を探していると分かっていながら、「どこも一緒だよ」と言わんばかりに客引きしてくる人がたくさんいました。お店には看板が出ているので、ちゃんと店名を見てから入る ようにしましょう。

El Fishawy Cafe の看板

17:50 大通りの反対側の市場を散策

この後、大通りを挟んで反対側に渡り、散策しました。
こちらのエリアは地元の人が買い物をするような場所で、観光客向けのお店はあまりありませんでした。

地元の人が買い物をするカイロの市場の通り

18:35 夜のムイッズ通りを歩いてメトロの駅へ

来た道を再び戻って、メトロの駅に向かいます。

宿泊しているホテルまではハーンハリーリから 2.5km ほどなので、Uber で帰るのが早いのですが、夜のカイロを歩いてみたかったのと、メトロに乗ってみたかったので、Bab El-Shaaria 駅まで 1.5km 歩き、1 駅だけメトロに乗ることにしました。

夜のムイッズ通りは、ライトアップされていて幻想的でとても綺麗でした。

ライトアップされた夜のムイッズ通り

ただ、駅までは観光地ではないルートを歩く必要があるので、正直ここまで歩くのはあまりおすすめしません!

18:50 メトロ Bab El-Shaaria 駅

カイロのメトロの駅はクラシックで、かっこいいです。

カイロメトロ Bab El-Shaaria 駅の看板

カイロメトロの女性専用車両の表示

女性専用車両がある ので、男性は乗る車両に注意してください。

カイロのメトロは 1987 年に開業した、アフリカで最初の地下鉄です。

19:20 サイード・ハンフィでコシャリ

ホテル周辺で一番人気のコシャリ屋さんへ行きました。注文して、野外で食べるスタイルです。

サイード・ハンフィのコシャリ

コシャリは、ご飯・マカロニ・レンズ豆・ひよこ豆を混ぜ、トマトソースと揚げた玉ねぎをかけて食べる、エジプトの国民食です。

正直、私はコシャリが特別好きな方ではないのですが、エジプト人にとってはソウルフードなので、一度は試してみると良いと思います。英語が通じない人でも、「コシャリ、グッド」と言えば何となく喜んでもらえます。

20:30 Cairo Capital Hotel

今回は、Cairo Capital Hotel というホテルに宿泊しました。
朝食付きで 1 泊 4,603 円 です。翌日は朝が早かったので、朝食は食べていません。

選んだ理由は立地です。ホテル周辺はお店が多く、夜遅くまで賑わっています。日本の銀座のようなイメージでしょうか?

Cairo Capital Hotel 周辺の夜の街並み

翌日は 7:20 の便でルクソールへ向かいました。ルクソールとアスワンについては、別の記事で紹介します。

ラマダーン期間にカイロを旅行するときの注意点

  • 日中は昼ご飯を食べ逃しやすい。私はハーンハリーリ周辺のお店で、夕方に遅めのランチを食べました
  • モスクや歴史的建築物の内部に入れないことがある
  • 夜はホテル周辺などが遅くまで賑わっていて、夕食には困らなかった

ラマダーンは、イスラム暦の 9 月に日の出から日没まで断食をする期間です。イスラム暦は 1 年が約 354 日なので、ラマダーンの時期は毎年 11 日ほど早まっていきます。旅行の日程を決める前に、その年のラマダーンの時期を確認しておきましょう。

まとめ

今回は、カイロの 1 日観光モデルコースをご紹介しました。

カイロ観光のポイントをまとめると、以下のとおりです。

  • 午前中にカイロに到着すれば、ピラミッドとハーンハリーリ周辺の散策を 1 日で回れる
  • ピラミッドの入場料は 700 エジプト・ポンド(約 2,300 円)。しつこいガイドが多いので、チケットは手放さず、相手にしない
  • ナスル門からムイッズ通りを歩いてハーンハリーリへ向かうルートは、イスラーム建築が並んでいておすすめ
  • El Fishawy Cafe は似たようなお店の客引きが多いので、看板の店名を確認してから入る
  • メトロには女性専用車両がある。夜の駅までの道は観光地ではないので、無理に歩かず Uber が無難
  • ラマダーン期間は、日中の飲食店や建築物の内部見学に制限がある

ただ、このエリアのモスクに入れなかったことと、まだまだ博物館やモスクなどがあることを考えると、1 日では足りなかったなという印象です。

日程が限られている方が多いと思いますが、もしピラミッドだけの観光を考えている方がいれば、ハーンハリーリ周辺にもぜひ立ち寄ることをおすすめします。ルクソールやアスワンに行ったうえでも、ハーンハリーリ周辺のイスラームの歴史地区は、カイロならではだったと感じています。

ラマダーンの飾りが吊るされたイスラーム地区の路地

ルクソールやアスワンとは違うエジプトの魅力を知れる都市なので、ぜひ訪れてみてください。

関連記事

この旅行で訪れたルクソールとアスワンについては、別の記事で紹介します。

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