済南は、泉城としても知られる都市で、名水や美しい泉が点在する魅力的な観光地です。
日本では青島が有名ですが、実は山東省の省都は済南です。
山東航空のトランジットで名前を聞くことが多いものの、観光地としてはまだ知名度が低いかもしれません。
しかし、実際に訪れてみると、湖や美しい川などの中国的風景を街中に見ることができ、まさに「泉城」の名にふさわしい場所だと感じました。
今回は、半日トランジット観光の想定で、限られた時間の中でどれだけ観光できるかに焦点を当てて紹介します。
旅程
今回は、済南 IN、青島 OUT の日程で旅をしました。済南は東京からの直行便はありませんが、関空からは 21:45 に出発し、当日中に到着できる便があり、週末弾丸に利用しやすい都市です。
| 日付 | 旅程 | 泊 |
|---|---|---|
| 木 | 21:45 関西 ⇓(山東航空 8088) 23:55 済南 | 済南泊 |
| 金 | 13:44 済南西 ⇓(G2061) 15:50 青島 | 青島泊 |
旅程
今回、実質的には 13:00 頃までの短い時間でどれだけ観光できるかに焦点を当てて、済南の魅力を満喫するプランをご紹介します。
結論としては、時間に限りがある中でも、主要な観光地を効率よく巡り、済南の魅力をしっかり堪能することができました。もちろん、ゆっくり船に乗ったり、施設をじっくり見学する時間はありませんが、見どころを抑えることで十分に満足のいく体験ができました。
済南の観光地は Google Maps では位置が不正確なことが多いため、訪れた場所をマイマップにまとめました。記事と一緒にご活用ください。
ホテル 空港ビジネスホテル Airport Business Hotel
今回は済南空港 23:55 着ということで、空港近くのホテルにしました。

他の国であれば市街地まで行ってしまいますが、予約サイトの外国人の口コミ等の情報が少ないことから、大人しく送迎がついている空港近くのホテルにしました。※空港から徒歩で行くのは無理な距離です。
事前予約することで無料送迎をしてもらえます。
Trip.com で予約すると、チャットベースでホテルに問い合わせができますので、事前に連絡しておきましょう。WeChatPay のアカウントを取得しておいて、ID 交換しておくと、現地でもやりとりができてスムーズです。
Trip.com(空港ビジネス旅行ホテル(済南遥墻国際空港))
7:30 チェックアウト~翌日
午前中しかないので、頑張って早く起きました。
まずは空港ビジネスホテルから大明湖へ向かいます。ここから大明湖までは下記の 3 パターンあります。
① 送迎バスで空港まで戻り、地下鉄で北园駅まで向かう。
② didi で大明湖まで向かう。
③ 临港北路駅(2km 程)まで歩き、地下鉄で北园駅まで向かう。
私は普段であれば Time is money ということで、② を選ぶのですが、
どうも中国は、路線バスや地下鉄を乗りこなせるようになってから、何とか didi を使わずにやりくりしたい気持ちがあります。ということで ③ を選んでしまいました(笑)

临港北路駅まで歩くのは無理ではなかったものの、歩くべきではありませんでした(笑)
歩道が無いので危険です。中国だから治安の問題は少ないものの、アメリカ等他の国であれば絶対歩かない道でした。
なので、私がおすすめするのは大人しく ② です。
ちなみに地下鉄を使った場合 1 回乗り換えで 45 分ほどでした。
8:30 北园駅着

北园駅から大明湖までは約 700m で、車の通らない川沿いの道を歩きます。この道沿いには朝食を取れるお店も多く、途中で立ち寄りながら進むことができます。
8:50 大明湖着
北园駅からの一本道を進んでいくと、大明湖に到着します。
私が訪れた日は快晴で非常に綺麗でした。

大明湖に到着したら、こちらの画像のように進んでいくといい感じでした。
右上が北园駅です。

9:15 朝食
上のマップの矢印のあたりに朝食を食べれるお店が何店か並んでいます。
こちらのおすすめな点は、山東料理メインで置いてあり、カウンターで指差しで注文できる点です。
隣のハンバーガーの方は山東というよりは、西安の方の名物です。

9:30 曲水亭街
大明湖の南門の正面から曲水亭街に入れます。
この道は観光地としてとても整備されており、小川沿いの道に観光客向けのお店が並びます。
無錫を連想させる綺麗な道です。
個人的には無錫よりものどかで、済南の方が好みです。
10:15 黒虎泉
曲水亭街を南に抜けたら川が見えるまで前方に進みましょう。
最も綺麗なエリアは、地図の右角のエリアです。
手前から前に進むにつれて、水が綺麗になっていきます。
日本で言うと、忍野八海を連想させます。
流石に忍野八海の方が綺麗ですが、済南という日本で言うと福岡クラスの都市の中にこれだけの水質の泉があることに驚きです。

ちなみに地元の方はこの泉の水を大きなボトルに入れて持ち帰っていました。
10:45 趵突泉
黒虎泉からは、今度は元来た川沿いの道を西側に進みましょう。
歩くには少し距離がありますが、綺麗な川沿いの道なので、全然楽しく歩ける距離だと思います。

「趵突」とは泉の水が地面から勢いよく湧き出す様子から来ているとが由来です。
11:10 五龍潭公園
趵突泉から北側の出口を出ると、五龍潭公園があります。この公園は無料で楽しめる場所で、落ち着いた雰囲気で水の清らかさを堪能できます。短時間で回れるため、時間があればぜひ立ち寄ってみてください。

時間が無い場合は「趵突泉」、「黒虎泉」を優先した方が良いと思います。
11:45 芙蓉街

最後に芙蓉街です。五龍潭公園の東側のゲートから出て、そのまま東の方に進んでいきましょう。
芙蓉街という中国の観光地にありがちな屋台街が現れます。

こちらは油旋(yóu xuán)という済南の名物で、ネギの風味がするパイのようなスナックです。
名物らしいので食べてみましたが、素朴な感じでした。

こちらはもち米のスイーツです。程よい甘さで美味しかったです。

最後にスタートした曲水亭街あたりまで戻り、お土産等購入して大通りに戻りました。
小道にもフォトスポットがあるので、時間をかけて散策してみることをおすすめします。
13:10 済南西駅
大明湖南門 didi で済南西駅まで向かいました。 30 分程度で 33CNY でした。
ここで済南とはお別れし、青島まで向かいます。
これでコース紹介はおしまいです。

まとめ
済南は、山東航空のトランジットで名前を聞くことが多いものの、観光地としてはまだ知名度が低いかもしれません。
しかし、個人的にはエリアが広すぎずに中国的な風景を味わえるという意味で、知名度のある杭州や無錫に全く負けていないと思いました。
私自身短い滞在のみで、十分に済南の魅力を語りつくせないと思いますが、記事を参考にトランジットの際はぜひ外にでて観光をしてみてください!
