今回は、年末年始の中東周遊旅行で、オマーンのマスカットからヨルダンのアンマンへ向かう途中に、クウェートで 1 泊したときの記録をお届けします。
クウェート経由が便利だったというよりは、ドーハやドバイのようなハブ空港でもないので、こういう機会にしか行かないだろうと思って寄ってみました。
ちなみに、クウェートの通貨クウェート・ディナールは、世界で最も価値の高い通貨単位と言われています。1 ディナールが 500 円以上するので、値段を見るときは注意が必要です。
滞在は、夜に空港を出てから翌朝空港に戻るまで、わずか 10 時間。寝る時間を除くと、観光に使えるのは 2 時間ほどです。今回は、この超短い時間でクウェートをどれだけ楽しめるか をテーマに、夜のスークとクウェートタワーを巡ってきました。
日本語の情報がとても少ない国なので、乗り継ぎで少しだけ寄ってみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

旅程(モデルコース)
| 時刻 | 場所 |
|---|---|
| 20:20 | マスカット(18:55 発)⇒ クウェート国際空港着 |
| 20:40 | アライバルビザで入国 |
| 21:06 | 空港 ⇒ ホテル(Careem) |
| 21:37 | Oasis Hotel にチェックイン |
| 21:50 | 歩いてスーク・ムバラキーヤへ |
| 22:21 | スーク ⇒ クウェートタワー(Careem) |
| 22:31 | クウェートタワー |
| 22:45 | クウェートタワー ⇒ スーク(Careem) |
| 23:00 | スーク・ムバラキーヤ再訪 |
| 23:30 | Al-Shamam Restaurant でテイクアウト |
| 翌朝 6:31 | ホテル ⇒ 空港(Careem) |
| 翌朝 9:05 | クウェート ⇒ アンマン(11:20 着) |
料金は 1 クウェート・ディナール(KWD)=510 円で計算しています。
20:20 クウェート国際空港に到着
マスカットからオマーン航空の便で、クウェート国際空港に到着しました。マスカット観光については、こちらの記事 で紹介しています。
アライバルビザで入国
日本のパスポートでは、到着時にアライバルビザを取得して入国できました。
空港を降りたときの雰囲気は、ドバイやマスカットのような平和な感じではなく、マニラなどで感じるような、少し治安の悪そうな雰囲気でした。実際の治安がどうなのかは分かりませんが、夜に着く場合は、寄り道せずにホテルへ向かうのが良いと思います。
また、イランやヨルダンでは、旅行者に興味を持って話しかけてくる人がたくさんいましたが、クウェートでは誰も旅行者に関心を向ける感じではありませんでした。
21:06 空港から Careem でホテルへ
空港からホテルまでは、配車アプリの Careem(カリーム)で 30 分ほどでした。料金は 10 KWD(約 5,100 円) です。
Careem は中東で広く使われている配車アプリで、現在は Uber の傘下です。クウェートでの移動はすべて Careem で済ませ、支払いもアプリやカードで完結したので、現金は一度も使いませんでした。

21:37 Oasis Hotel にチェックイン
ホテルは、繁華街のスーク・ムバラキーヤまで 500m ほどの Oasis Hotel に泊まりました。1 泊 12,153 円 で、正直なところ割高でした。

部屋の窓からは、クウェートシティの高層ビル群が見えました。

ホテル選びのポイント
ホテルは割高な印象です。1 泊だけの滞在なら、次のどちらかで選ぶのがおすすめです。
| エリア | 特徴 |
|---|---|
| シティ中心部(スーク周辺) | スーク・ムバラキーヤまで歩ける。夜遅くに着いても少し観光できる |
| 空港周辺 | 早朝の便に便利。ただし市内観光は Careem などの車移動が前提になる |
スーク周辺に泊まれば、夜に着いてもスークまで歩いて行けて、クウェートタワーへも Careem で 10 分ほどです。外国人旅行者の口コミも確認してから予約しましょう。
21:50 スーク・ムバラキーヤ
ホテルから歩いて、スーク・ムバラキーヤ(Souq Al-Mubarakiya)へ向かいました。

スーク・ムバラキーヤは、クウェートで最も古い市場のひとつで、200 年ほどの歴史があると言われています。アーケードの中には、食料品やスパイス、衣類、お土産屋さんなどがずらりと並んでいます。

22 時を過ぎても地元の人で賑わっていましたが、観光客の姿は圧倒的にありませんでした。

お土産屋さんで、お土産のキーホルダーを買いました。3 KWD(約 1,530 円) です。

22:31 クウェートタワー
スークから Careem で、クウェートタワーへ向かいました。10 分ほどで、料金は 1.3 KWD(約 663 円) です。

クウェートタワーは、1979 年に完成したクウェートのシンボルです。3 本のタワーのうち、球体の部分の一部は給水タンクになっていると言われています。夜はライトアップされています。
1990 年のイラクによるクウェート侵攻の際には、このタワーも被害を受け、その後修復されたと言われています。
タワーのすぐ前は、ペルシャ湾(アラビア湾)の海です。この海の先、すぐ北はもうイラクです。イラクのすぐ隣に今いるのだと考えると、感慨深いものがありました。

近くには、クウェート国旗の色にライトアップされたマクドナルドもありました。
ただ、このマクドナルドも含めて、街全体にどことなくダークな雰囲気がありました。


22:45 Careem でスークへ戻る
帰りも Careem で、スーク・ムバラキーヤへ戻りました。料金は 1.4 KWD(約 714 円) です。
23 時を過ぎると、スークの人通りもだいぶ少なくなっていました。

23:30 Al-Shamam Restaurant でテイクアウト
夕食は、Al-Shamam Restaurant でテイクアウトしました。お肉のグリルとパンで、3 KWD(約 1,530 円) です。カードで支払えました。

翌朝 6:31 Careem で空港へ
翌朝は、ホテルから Careem で空港へ向かいました。6:31 にホテルを出て、6:57 に空港に着きました。料金は 5.2 KWD(約 2,652 円) です。
その後、9:05 発の便でアンマンへ向かい、11:20 にアンマンに到着しました。アンマンの観光については、こちらの記事 で紹介しています。
かかった費用
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| Careem(空港 ⇒ ホテル) | 10 KWD(約 5,100 円) |
| Careem(スーク ⇒ クウェートタワー) | 1.3 KWD(約 663 円) |
| Careem(クウェートタワー ⇒ スーク) | 1.4 KWD(約 714 円) |
| お土産のキーホルダー | 3 KWD(約 1,530 円) |
| 夕食(Al-Shamam Restaurant) | 3 KWD(約 1,530 円) |
| Careem(ホテル ⇒ 空港) | 5.2 KWD(約 2,652 円) |
| Oasis Hotel(1 泊) | 12,153 円 |
| 合計 | 約 24,342 円 |
※1 KWD=510 円で計算しています。航空券は含みません。
まとめ
今回は、滞在わずか 10 時間、観光は 2 時間ほどのクウェート弾丸観光をご紹介しました。
- 日本のパスポートは、アライバルビザで入国できた
- 観光客は圧倒的にいない。空港の雰囲気はドバイやマスカットほど平和な感じではなく、街にもどことなくダークな雰囲気があった(実際の治安は不明)
- イランやヨルダンと違い、誰も旅行者に関心を向ける感じではなかった
- ホテルは割高。Oasis Hotel は 1 泊 12,153 円だった
- 空港からシティ中心部までは Careem で 30 分ほど、10 KWD(約 5,100 円)。移動はすべて Careem で、現金は使わなかった
- 夜に着いても、スーク周辺に泊まれば、スーク・ムバラキーヤとクウェートタワーを 2 時間ほどで回れる。スーク ⇔ タワーは Careem で 10 分ほど
- イラクのすぐ隣にいると考えると感慨深い
ドーハやドバイのようなハブ空港ではないので、わざわざ訪れる機会は少ない国だと思います。超短い時間でも、夜のスークとクウェートタワー、そして独特の空気感は十分に味わえました。中東を周遊する際に、乗り継ぎのついでに寄ってみるのがちょうど良いかもしれません。
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