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【麗江】観光モデルコースまとめ。麗江古城・木府・束河古鎮と夜のライトアップショー

世界遺産の麗江古城を中心に、木府、獅子山からの眺め、束河古鎮、夜の木府ライトアップショー、夜市のきのこチャーハンを巡った 2 泊 3 日のモデルコースです。空港バスの支払いトラブルと対処法、束河古鎮への路線バスの料金、雲南料理の正直な感想、コスパ抜群のホテルと宿のエリア選びもまとめています。

今回は、中国・雲南省の麗江(丽江)を観光したときの記録をお届けします。

麗江は「観光地化されすぎている」という評判を聞いていたので、正直なところ楽しめるか不安でした。たしかに観光地化されているのは間違いないのですが、街並みのクオリティが高く、とにかく没入感がすごい街でした。どれだけ歩いても楽しい街です。

また、麗江古城は思っていたより数倍の規模感で、さらに麗江古城とは別に、同じような古城エリアが 2 つもあることにびっくりしました。古城の外も、都市としてそれなりに大きな街です。ちなみに、世界遺産「麗江古城」は、中心の大研古鎮(いわゆる麗江古城)に、束河古鎮・白沙古鎮を加えた 3 つの地区で構成されています。

日本語の情報が少なく、どこをどう回れば良いのか分かりにくい街なので、ぜひ参考にしてみてください。

着陸前の飛行機から見た麗江の山あいの景色

旅程(モデルコース)

深圳から深圳航空の便で麗江に入り、2 泊しました。2 日目は香格里拉へ日帰りで行ったので、麗江の観光は 1 日目と、2 日目の夜、3 日目の朝です。

1 日目

時刻場所
11:19麗江三義空港に到着 ⇒ 空港バスで麗江古城へ
12:30麗江古城を散策
13:30木府
14:05獅子山公園(万古楼)
14:40丽江粑粑を食べ歩き
14:50過橋米線でお昼ごはん
15:25大水車
16:00路線バスで束河古鎮へ
16:30束河古鎮を散策
19:45夜の麗江古城を散策
20:55滇西王子できのこスープの夕食
21:30夜の麗江古城を散策

2 日目

時刻場所
日中香格里拉へ日帰り
20:35麗江駅からバスで麗江古城へ戻る
20:45夜市できのこチャーハン
21:50木府の夜のライトアップショー
22:45酒吧街(バーストリート)

3 日目

時刻場所
7:50朝の麗江古城を散策
8:20古城の外で水餃子の朝ごはん
8:45重慶麺で朝ごはんのはしご
9:00晴れた麗江古城を散策(傘の通り・高台)
10:30空港バスで麗江三義空港へ
11:55麗江発の便で深圳へ

2 日目の香格里拉への日帰り旅行については、こちらの記事 で紹介しています。

11:19 麗江三義空港に到着

深圳から深圳航空の便で、麗江三義空港に到着しました。着陸前は、雲のかかった山々と、その間に広がる田畑が見えました。

空港から麗江古城までは、空港バスで 1 時間ほどです。料金は 26 元(約 572 円) でした。

空港バスは WeChat Pay を用意しておく

中国では基本的に Alipay でほとんどの支払いができますが、麗江の空港バスは WeChat Pay しか使えず、Alipay で払おうとして困りました。

最終的には、Alipay の 送金機能 を使って支払うことで、なんとか乗ることができました。同じように困った場合は、送金で払えないか相談してみてください。

とはいえ、空港からバスで移動する予定の方は、WeChat Pay も日本で登録しておくのが確実です。支払いアプリの準備については、中国旅行の準備まとめ で紹介しています。

12:30 麗江古城を散策

古城に着くと、まずは石畳の路地と、黒い瓦屋根の木造の家並みに出迎えられます。

麗江古城の石畳の細い路地

麗江古城は、少数民族のナシ族が暮らしてきた街で、800 年以上の歴史があると言われています。1997 年に世界遺産に登録されました。標高は約 2,400m あるので、坂道を歩くと少し息が上がります。

古城の中には、玉龍雪山の雪解け水を引いた小川が網の目のように流れています。水がとても澄んでいて、小川沿いに花が咲いている景色がとても綺麗でした。

花が咲く麗江古城の小川と石橋

古城のあちこちのお店には、看板犬がいました。特にサモエドやマラミュートのような大型犬が多く、店先でのんびり寝そべっています。

麗江古城のお店の前にいたサモエド

ちなみに、麗江古城には城壁がありません。一説には、この地を治めた木氏が、「木」を城壁の「口」で囲むと「困」の字になることを嫌ったため、と言われています。

13:30 木府

麗江古城の南西にある木府(ムーフー)に入りました。

木府の広場と本殿

木府は、元・明・清の時代に約 470 年にわたってこの地を治めたナシ族の首長、木氏の役所兼邸宅です。その立派さから「北に紫禁城あり、南に木府あり」と言われることもあるそうです。現在の建物は、1996 年の麗江地震の後に再建されたものです。

敷地はかなり広く、奥へ進むほど建物が山の斜面に沿って高くなっていきます。

木府の池の向こうにそびえる楼閣

14:05 獅子山公園(万古楼)

木府の裏手にある獅子山に登りました。入場料は 35 元(約 770 円) です。

山の上には「万古楼」という木造の楼閣があり、周りからは麗江古城を一望できます。

獅子山から見下ろした麗江古城の瓦屋根の街並み

上から見ると、黒い瓦屋根がどこまでも続いていて、麗江古城がいかに大きいかがよく分かります。思っていたより数倍の規模感でした。

14:40 丽江粑粑を食べ歩き

獅子山から下りて、丽江粑粑(リージャン・バーバー)を食べ歩きしました。10 元(約 220 円) です。

麗江古城の丽江粑粑の店頭

丽江粑粑は、小麦粉の生地を何層にも重ねて焼いた、麗江名物のおやきのようなものです。甘い餡が入ったものと、塩気のあるものがあります。

14:50 過橋米線でお昼ごはん

古城の中のお店で、雲南名物の過橋米線(グォチャオミーシェン)を食べました。39 元(約 858 円) です。

麗江古城のお店の過橋米線

熱々のスープに、生の具材と米線(米の麺)を自分で入れて食べるスタイルです。名前は、島で勉強する夫のために、妻が橋を渡って料理を運んだという言い伝えに由来すると言われています。スープの表面を覆う油の層で、橋を渡ってもスープが冷めないように工夫したそうです。

15:25 大水車

麗江古城の北の入口には、大きな水車があります。古城のシンボルのような存在です。

麗江古城の入口にある大水車

16:00 路線バスで束河古鎮へ

古城の北側から路線バスに乗り、束河古鎮へ向かいました。料金は 2 元(約 44 円) で、30 分ほどで着きます。

16:30 束河古鎮を散策

束河古鎮は、麗江古城から北西に 4km ほどの場所にある古い町並みです。かつて、雲南のお茶とチベットの馬を交易した「茶馬古道」の宿場町として栄えたと言われています。

束河古鎮の石畳のメインストリート

麗江古城とは別に、ここにもこれだけの規模の古城エリアがあることに驚きました。

束河古鎮の水草が揺れる小川

小川の水が驚くほど澄んでいて、水草がゆらゆらと揺れていました。

束河古鎮の柳と花に囲まれた水路

束河古鎮のお店にも、看板犬や看板猫がたくさんいました。中には、ピエロのような衣装を着せられた猫もいます。

束河古鎮のお店にいた衣装を着た猫

19:45 夜の麗江古城を散策

麗江古城に戻ってくると、すっかり夜になっていました。

夜の麗江古城のライトアップされた通り

夜の麗江古城は、昼とは全く違う雰囲気です。小川や木々がカラフルにライトアップされていて、昼以上に賑わっていました。

カラフルにライトアップされた夜の麗江古城の小川

古城を歩いていると、マラミュートが撫でさせてくれました。

麗江古城にいたマラミュート

宿泊したホテル

ホテルは、麗江古城の中にある「夕露古城中心点」に泊まりました。1 部屋 1 泊 2,815 円 です。

古城の雰囲気に合わせた木の内装の綺麗な部屋で、古城の中という立地も含めて、過去最高ともいえるコスパでした。

麗江古城のホテルの部屋

麗江の宿は、主に次の 3 つのエリアから選べます。

エリア特徴
麗江古城の中夜の散策に便利で、雰囲気も抜群。ただし車は入れないので、石畳を荷物を持って歩く
麗江古城の外地元向けの安い飲食店が多く、値段も手頃。古城までは歩いて行ける
束河古鎮麗江古城とは別の古城エリア。麗江古城や駅へはバスで移動が必要

夜のライトアップを楽しむなら、麗江古城の中か、すぐ外がおすすめです。古城の中の宿は、場所によって入口から遠かったり、坂の上だったりするので、外国人の口コミも確認してから予約しましょう。

20:55 滇西王子できのこスープの夕食

夕食は、ホテルの人におすすめされた「滇西王子」というお店で、野生きのこのスープを食べました。

麗江古城のレストラン滇西王子の入口

雲南省は野生きのこの産地として有名で、6〜9 月頃がシーズンと言われています。土鍋でじっくり煮込まれたスープに、何種類ものきのこが入っています。

滇西王子の野生きのこのスープ

ビール「SOYALA」と合わせて、93 元(約 2,046 円) でした。

ただ、正直なところ、普通にもっと安いお店で良かったなという感じです。個人的には、雲南料理はそれほど美味しいというわけでもなかったので、古城の外で他の中華料理を食べるのでも良いと思います。

21:30 夜の麗江古城を散策

夕食の後も、夜の麗江古城を散策しました。

壁には、ナシ族の東巴(トンパ)文字が描かれていました。東巴文字は、今も使われている世界で唯一の象形文字と言われています。

麗江古城の東巴文字が描かれた壁

小川沿いには赤い提灯がずらりと並んでいて、夜遅くまで賑わっていました。

赤い提灯が並ぶ夜の麗江古城の小川

お土産屋さんには、麗江や雲南の風景が描かれたマグネットがびっしり並んでいました。

麗江古城のお土産屋さんのマグネット

昼間に見た大水車も、夜はライトアップされています。

ライトアップされた夜の大水車

2 日目 20:35 麗江駅からバスで古城へ

2 日目は、香格里拉へ日帰りで行きました。麗江駅からは、バスで麗江古城まで戻りました。料金は 5 元(約 110 円) です。

20:45 夜市できのこチャーハン

古城の南側の市場周辺には、夜市の屋台が並んでいました。きのこを山盛りにした屋台もあります。

ここで食べたきのこチャーハンが、20 元(約 440 円) で絶品でした。前日のきのこスープよりも、こちらの方が断然おすすめです。

麗江の夜市で食べたきのこチャーハン

21:50 木府の夜のライトアップショー

夜は、木府のライトアップショーを見に行きました。チケットは 60 元(約 1,320 円) です。

ライトアップされた夜の木府の門

昼間に見た木府が、夜は全く違う姿になります。広場にはかがり火が焚かれ、建物がカラフルに照らされていました。

かがり火が焚かれた夜の木府の本殿

時間になると、昔の衣装を着た演者さんが、たいまつを持って踊ったり、太鼓を叩いたりするショーが始まります。木氏の時代にタイムスリップしたような雰囲気で、昼間とは違う木府を楽しめました。

ライトアップされた夜の木府の楼閣

22:45 酒吧街(バーストリート)

最後に、小川沿いの酒吧街(バーストリート)を歩きました。

麗江古城の酒吧街の小川沿い

バーというよりクラブのようなお店が並んでいて、大音量の音楽とレーザーの光が通りまであふれていました。静かな古城の雰囲気とのギャップが大きく、正直やりすぎ感があります。

3 日目 7:50 朝の麗江古城を散策

最終日の朝は、すっきりと晴れました。

晴れた朝の麗江古城の小川と石橋

朝の麗江古城は人が少なく、夜とは打って変わって静かです。青空の下の古城は、また違った美しさがありました。

朝の静かな麗江古城の石畳の通り

8:20 古城の外で水餃子の朝ごはん

朝ごはんは、古城の東側の外に出て、地元の人向けのお店で水餃子を食べました。20 元(約 440 円) です。

麗江古城の外のお店の水餃子

8:45 重慶麺で朝ごはんのはしご

続けて、近くのお店で重慶麺(重庆小面)をはしごしました。15 元(約 330 円) です。

麗江古城の外のお店の重慶麺

古城の外のお店は、古城の中に比べて値段が手頃です。

9:00 晴れた麗江古城を散策

古城に戻って、もう一度散策しました。古城の南側には、「雪城 5596」というモニュメントがあります。5,596m は、麗江のシンボルである玉龍雪山の標高です。

麗江古城の雪城5596のモニュメントと楼閣

頭上に和傘のような傘が飾られた通りもあります。

傘が飾られた麗江古城の通り

カフェの前には、猫がのんびりくつろいでいました。

麗江古城のカフェの前でくつろぐ猫

古城の北西の高台に登ると、晴れた空の下に、麗江古城と遠くの山々を見渡せました。

高台から見た晴れた日の麗江古城と山々

最後に、お店で寝ていた犬に見送られて、古城を後にしました。

麗江古城のお店で寝ていた犬

10:30 空港バスで麗江三義空港へ

古城から空港バスで、麗江三義空港へ向かいました。料金は 26 元(約 572 円) で、空港までは 1 時間ほどかかります。

その後、11:55 発の深圳航空の便で深圳へ戻りました。深圳での乗り継ぎ観光については、こちらの記事 で紹介しています。

かかった費用

項目料金
空港バス(往復)52 元(約 1,144 円)
獅子山公園35 元(約 770 円)
丽江粑粑(食べ歩き)10 元(約 220 円)
過橋米線39 元(約 858 円)
路線バス(麗江古城 ⇒ 束河古鎮)2 元(約 44 円)
滇西王子のきのこスープ(ビール込み)93 元(約 2,046 円)
バス(麗江駅 ⇒ 麗江古城)5 元(約 110 円)
夜市のきのこチャーハン20 元(約 440 円)
木府の夜のライトアップショー60 元(約 1,320 円)
水餃子20 元(約 440 円)
重慶麺15 元(約 330 円)
合計351 元(約 7,722 円)

※1 元=22 円で計算しています。宿泊費(夕露古城中心点、1 部屋 1 泊 2,815 円)、木府の昼の入場料、香格里拉への日帰り旅行の費用は含みません。

まとめ

今回は、麗江古城と束河古鎮を巡るモデルコースをご紹介しました。

  • 麗江古城は思っていたより数倍の規模感。束河古鎮・白沙古鎮と合わせて、3 つの古城エリアがある
  • 観光地化されているのは間違いないが、街並みのクオリティが高く、没入感がすごい。どれだけ歩いても楽しく、小川も綺麗
  • 空港バスは WeChat Pay のみ。Alipay しかない場合は、送金機能でなんとか払えた。空港から古城までは 1 時間ほど
  • 古城の中の「夕露古城中心点」は 1 部屋 1 泊 2,815 円で、過去最高ともいえるコスパ
  • 束河古鎮へは、古城の北側から路線バスで 2 元(約 44 円)
  • 夜の木府のライトアップショーは、昼間とは違う木府を楽しめる。一方で、酒吧街のクラブはやりすぎ感がある
  • 雲南料理は高いお店に入らなくても良い。夜市のきのこチャーハンが絶品で、古城の外の中華も安くておすすめ

観光地化されていると聞いて不安でしたが、実際に行ってみると、その美しさに素直に感動できる街でした。香格里拉への日帰りと組み合わせて、ぜひ訪れてみてください!

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