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【サンティアゴ】チリ観光モデルコースまとめ。サンタ・ルシアの丘、市場巡り、スカイ・コスタネラの夕景とワインバー

チリの首都サンティアゴで、サンタ・ルシアの丘、サン・フランシスコ教会、アルマス広場と大聖堂、中央市場とラ・ベガ、プレコロンビーノ美術館、モネダ宮殿、南米一高いビルの展望台スカイ・コスタネラ、ワインバー「ボカナリス」を 1 日で巡ったモデルコースです。ブエノスアイレスからの LATAM 便、ホテル・モンテカルロ、到着日の夕食、展望台の料金など、実際にかかった費用もまとめています。

今回は、南米周遊旅行の最後に訪れた、チリの首都サンティアゴの観光モデルコースをご紹介します。

ブエノスアイレスから飛行機でサンティアゴに入り、2 泊しました。中日はバルパライソへ日帰りで出かけたので、サンティアゴを観光したのは実質 1 日です。それでも、中心部の見どころはコンパクトにまとまっていて、丘の上からの景色、市場、博物館、展望台の夕景、そしてチリワインまで、1 日でしっかり楽しめました。

南北に約 4,300km と細長いチリの中で、サンティアゴは国の真ん中あたりにあり、人口の約 4 割が集まる首都圏の中心です。街のすぐ東にはアンデス山脈がそびえていて、街のどこからでも山が見えるのが印象的でした。

スカイ・コスタネラから見た夕暮れのサンティアゴとアンデス山脈

旅程(モデルコース)

日付時刻場所
5/2(木)16:13ブエノスアイレスから LATAM 454 便でサンティアゴへ
17:43サンティアゴの空港に到着
18:37ホテル・モンテカルロにチェックイン
19:40夕食(チリ料理とピスコサワー)
21:40ビアバー「Far Away Bar」で 2 軒目
5/3(金)終日バルパライソへ日帰り(別記事)
5/4(土)10:15サンタ・ルシアの丘
10:55サン・フランシスコ教会
11:10証券取引所の建物
11:20アルマス広場とメトロポリタン大聖堂
12:34中央市場
12:45ティルソ・デ・モリーナ市場で昼食
13:50ラ・ベガ中央市場
14:07旧国会議事堂
14:14プレコロンビーノ美術館
15:17最高裁判所
15:23モネダ宮殿
17:11スカイ・コスタネラ(夕暮れ〜夜景)
19:28ワインバー「ボカナリス」で夕食
20:46空港へ
22:55LATAM 602 便でロサンゼルスへ

5/3 のバルパライソへの日帰りについては、こちらの記事 で紹介しています。

料金は、カードの請求額(円)で記載しています。現地の価格は、1 チリ・ペソ=約 0.17 円が目安です。

5/2 16:13 ブエノスアイレスからサンティアゴへ

ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港から、LATAM 454 便でサンティアゴへ向かいました。所要時間は 2 時間 30 分、航空券は 1 人 25,860 円 でした。無料の受託手荷物なしの運賃です。

このフライトでは、途中でアンデス山脈を越えます。雪をかぶった山々が窓の下にずっと続いていて、南米大陸の背骨と言われるアンデスのスケールを空から感じられました。窓側の席を取っておくのがおすすめ です。

飛行機の窓から見た雪のアンデス山脈

17:43 にサンティアゴのアルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港に到着しました。

サンティアゴの空港の Chile のモニュメント

18:37 ホテル・モンテカルロにチェックイン

ホテルは、サンタ・ルシアの丘のふもとにある「ホテル・モンテカルロ(Hotel Montecarlo)」にしました。3 人で 2 泊、25,075 円 でした。1 人 1 泊あたり 約 4,200 円 なので、南米の首都としてはかなり安く泊まれました。

サンタ・ルシアの丘の目の前なので、朝の観光にも、地下鉄でバスターミナルへ向かうのにも便利でした。観光の中心はアルマス広場からモネダ宮殿にかけての旧市街なので、その周辺か、レストランやバーが多いラスタリア地区あたりに泊まると動きやすいと思います。

19:40 夕食(チリ料理とピスコサワー)

初日の夕食は、ホテルの近くのレストランでチリ料理を食べました。

チーズをのせて焼いた魚介のグラタンは、パンにのせて食べるスタイルです。

チーズをのせて焼いた魚介のグラタン

石の器に入った魚介の料理には、ソパイピージャ(sopaipilla)が添えられていました。ソパイピージャは、カボチャを練り込んだ生地を揚げた、チリの定番の軽食です。

石の器に入った魚介料理とソパイピージャ

牛肉のタルタルのような一皿

お酒は、チリのビール「ロイヤル・ガード」と、ブドウの蒸留酒ピスコを使ったカクテル「ピスコサワー」を頼みました。ちなみにピスコは、チリとペルーがお互いに「自国が発祥」と主張している、因縁のお酒でもあります。

夕食代は 3 人で 14,604 円 でした。

21:40 ビアバー「Far Away Bar」で 2 軒目

その後、ビアバーのような雰囲気のお店「Far Away Bar」で 2 軒目を楽しみました。

Far Away Bar のカウンター

5/4 10:15 サンタ・ルシアの丘

サンティアゴ観光の 1 日目は、中心部にある小高い丘、サンタ・ルシアの丘(Cerro Santa Lucía)からスタートしました。

1541 年に、スペイン人のペドロ・デ・バルディビアがこの丘のふもとでサンティアゴの街を築いたと言われていて、いわば街の発祥の地です。入口を入ってすぐのネプチューンの噴水のテラスには、大きなチリの国旗が掲げられていました。

サンタ・ルシアの丘のネプチューンの噴水とチリの国旗

丘のふもとには、ノーベル文学賞を受賞したチリの詩人ガブリエラ・ミストラルに捧げられた壁画もあります。ミストラルは、1945 年にラテンアメリカで初めてノーベル文学賞を受賞した人物です。

サンタ・ルシアの丘のガブリエラ・ミストラルの壁画

丘の上の展望スペースからは、サンティアゴの街を見渡せます。正面に見える山はサン・クリストバルの丘で、その奥にはアンデス山脈が連なっています。高層ビルが集まる新市街の方向には、このあと登るスカイ・コスタネラも見えました。

サンタ・ルシアの丘から見たサン・クリストバルの丘と新市街

サンタ・ルシアの丘から見たサンティアゴの街並み

10:55 サン・フランシスコ教会

丘を下りて、大通りアラメダ(Av. Libertador Bernardo O’Higgins)を西へ歩くと、赤い壁のサン・フランシスコ教会があります。16 世紀に建てられた、サンティアゴに現存する最古の建物と言われていて、地震の多いチリで何度も大地震を耐え抜いてきました。

アラメダ通りに建つ赤い壁のサン・フランシスコ教会

11:10 証券取引所の建物

教会から北へ、旧市街の中心へ向かいます。途中には、塔のある美しい建物、サンティアゴ証券取引所(Bolsa de Comercio)がありました。1917 年に完成した、フランス風の建物です。

サンティアゴ証券取引所の建物

11:20 アルマス広場とメトロポリタン大聖堂

旧市街の中心、アルマス広場(Plaza de Armas)に到着です。スペインの植民地の街には必ずある中心広場で、ヤシの木に囲まれた広場には、たくさんの人が集まっていました。

ヤシの木に囲まれたアルマス広場

広場に面して建つのが、メトロポリタン大聖堂です。

アルマス広場に面したメトロポリタン大聖堂

中に入ると、天井画の描かれたアーチが奥まで続いていて、外観以上に豪華でした。入場は無料です。

メトロポリタン大聖堂の内部

12:34 中央市場

アルマス広場から北へ歩いて、中央市場(Mercado Central)へ。1872 年に完成した市場で、鉄骨の屋根はイギリスで造られて運ばれてきたと言われています。

鉄骨の屋根の中央市場

中には魚介のレストランが並んでいます。ここから川の向こうの市場へ向かいました。

12:45 ティルソ・デ・モリーナ市場で昼食

マポチョ川を渡ったところにある、ティルソ・デ・モリーナ市場(Mercado Tirso de Molina)で昼食にしました。2 階が食堂街になっていて、地元の人向けのお店がたくさん並んでいます。

ティルソ・デ・モリーナ市場の食堂街

メニューは写真付きで、ローストチキン(Pollo asado)や煮込みスープのカスエラ(Cazuela)などのチリの家庭料理が、4,000〜6,000 ペソ(約 680〜1,020 円) ほどで並んでいました。

ティルソ・デ・モリーナ市場の食堂のメニュー

肉と野菜を煮込んだスープ

そして、チリに来たら食べたかったのが、パステル・デ・チョクロ(Pastel de choclo)です。すりつぶしたトウモロコシの生地で、ひき肉や玉ねぎの具を覆って焼いた料理で、チリの国民食のひとつと言われています。

トウモロコシの生地を焼いたパステル・デ・チョクロ

13:50 ラ・ベガ中央市場

すぐ隣には、サンティアゴ最大級の青果市場、ラ・ベガ中央市場(La Vega Central)があります。ここでも、大きなチリの国旗が掲げられていました。

チリの国旗が掲げられたラ・ベガ中央市場

バナナやパパイヤなどの果物が山積みになっていて、地元の人の台所という雰囲気です。

ラ・ベガ中央市場の果物

14:07 旧国会議事堂

旧市街へ戻ると、白い柱が並ぶ旧国会議事堂(Ex Congreso Nacional)があります。国会は 1990 年に港町バルパライソへ移っていて、今のチリの国会議事堂は、前日に訪れたバルパライソにあります。

旧国会議事堂

14:14 プレコロンビーノ美術館

この日、一番おすすめしたいのが、アルマス広場のすぐ近くにあるチリ・プレコロンビーノ美術館(Museo Chileno de Arte Precolombino)です。その名のとおり、コロンブスが来る前のアメリカ大陸の文化の美術品を集めた美術館です。

アステカやマヤ、アンデスの文明の土器や彫刻が、暗い展示室の中で美しくライトアップされています。

プレコロンビーノ美術館のジャガーの土器

チリ南部の先住民マプチェの、木彫りの像の展示も迫力がありました。「チェマムル」と呼ばれる、お墓に立てられた像と言われています。

プレコロンビーノ美術館のマプチェの木彫りの像

チリ北部の海岸に住んでいたチンチョーロの人々のミイラも展示されていました。チンチョーロのミイラは、エジプトのミイラよりも古い、世界最古の人工ミイラと言われています。

プレコロンビーノ美術館のチンチョーロのミイラ

1 時間ほどで見て回れるコンパクトな美術館なので、旧市街観光のついでにぜひ立ち寄ってみてください。

15:17 最高裁判所

美術館を出て、モネダ宮殿へ向かう途中には、重厚な最高裁判所の建物(Palacio de los Tribunales de Justicia)があります。

サンティアゴの最高裁判所の建物

15:23 モネダ宮殿

チリの大統領府、モネダ宮殿(Palacio de La Moneda)です。もともとは 18 世紀末に造幣局として建てられたことから、スペイン語で「硬貨」を意味する「モネダ」の名が付いています。1973 年の軍事クーデターでは、この宮殿が空爆を受けました。

チリの国旗が並ぶモネダ宮殿

宮殿の南側の市民広場には、巨大なチリの国旗が掲げられています。

モネダ宮殿の南側の巨大なチリの国旗

広場の地下には、モネダ宮殿文化センター(Centro Cultural La Moneda)があり、展示やショップを見ることができます。

モネダ宮殿文化センターの地下の広場

17:11 スカイ・コスタネラ(夕暮れ〜夜景)

最後は、新市街にある高さ約 300m の超高層ビル、グラン・トーレ・サンティアゴの展望台「スカイ・コスタネラ(Sky Costanera)」へ。南米で一番高いビルと言われていて、ショッピングモール「コスタネラ・センター」の上にあります。

料金は 3 人で 9,276 円(1 人 約 3,090 円)でした。

展望台からは、サンティアゴの街と、その後ろに連なるアンデス山脈を 360 度見渡せます。サンティアゴがアンデスのすぐ足元にある街だということがよく分かりました。

スカイ・コスタネラから見たサンティアゴの街とアンデス山脈

おすすめは夕暮れの時間帯

私たちは 17 時過ぎに上り、夕暮れから夜景まで 1 時間半ほど過ごしました。日が沈むと、アンデスの山々の上の空がピンクに染まっていき、とても綺麗でした。

スカイ・コスタネラから見た夕暮れのアンデス山脈

日が暮れると、一面に街の明かりが広がる夜景に変わります。展望台にはドリンクを飲めるスペースもあるので、座って景色を眺めながら暗くなるのを待つのがおすすめです。

スカイ・コスタネラから見たサンティアゴの夜景

19:28 ワインバー「ボカナリス」で夕食

サンティアゴ最後の夜は、ラスタリア地区にあるワインバー「ボカナリス(Bocanáriz)」で夕食にしました。2011 年にオープンした、チリワインの専門店です。入口には、チリのワインの産地の地図が飾られていました。

ボカナリスのチリのワインの産地の地図

細長いチリは、北は砂漠、南は氷河と気候がさまざまで、谷ごとに個性のあるワインが造られています。ボカナリスでは、いろいろなワインを少しずつ飲み比べられるセットがあり、チリワインの違いを楽しめました。

ボカナリスのワインの飲み比べ

料理も、ワインに合わせたおしゃれな一皿ばかりでした。

ボカナリスの料理

夕食代は 3 人で 11,228 円 でした。

その後、20 時半過ぎに空港へ移動しました。

22:55 LATAM 602 便でロサンゼルスへ

帰りは、22:55 発の LATAM 602 便で、ロサンゼルスへ向かいました。所要時間は 11 時間 25 分の深夜便で、翌朝 7:20 にロサンゼルスに到着します。

ロサンゼルスで 3 時間 25 分の乗り継ぎのあと、デルタ航空運航の LATAM 6678 便(DL2533)で、12:16 にサンフランシスコに到着しました。航空券は、サンティアゴ ⇒ サンフランシスコで 1 人 80,490 円 でした。こちらも、無料の受託手荷物なしの運賃です。

区間便時刻
ブエノスアイレス ⇒ サンティアゴLATAM 45416:13 ⇒ 17:43
サンティアゴ ⇒ ロサンゼルスLATAM 60222:55 ⇒ 翌 7:20
ロサンゼルス ⇒ サンフランシスコLATAM 6678(デルタ DL2533)10:45 ⇒ 12:16

かかった費用

3 人分の料金です(カードの請求額)。

項目料金(3 人分)
ホテル(2 泊)25,075 円
初日の夕食14,604 円
スカイ・コスタネラ9,276 円
夕食(ボカナリス)11,228 円
合計60,183 円
1 人あたり約 20,060 円

航空券は 1 人分です。

項目料金(1 人分)
ブエノスアイレス ⇒ サンティアゴ(LATAM 454)25,860 円
サンティアゴ ⇒ サンフランシスコ(LATAM 602・6678)80,490 円

※昼食(ティルソ・デ・モリーナ市場)、空港との移動、地下鉄、2 軒目のバー、5/3 のバルパライソ日帰りの費用は含みません。バルパライソの費用は、バルパライソの記事 にまとめています。

まとめ

今回は、チリの首都サンティアゴの観光モデルコースをご紹介しました。

  • 中心部の見どころは歩いて回れる範囲にまとまっていて、1 日あれば主要スポットを巡れる
  • サンタ・ルシアの丘は街の発祥の地。朝のうちに登ると、アンデスと街並みを見渡せる
  • 市場は、中央市場から川向こうのティルソ・デ・モリーナ市場、ラ・ベガへとはしごできる。昼食はチリの国民食パステル・デ・チョクロがおすすめ
  • プレコロンビーノ美術館は、コンパクトながら見応えがあり、一番のおすすめ
  • スカイ・コスタネラは夕暮れの時間帯に。アンデスの夕焼けから夜景まで楽しめる
  • 夜はラスタリア地区のワインバーで、チリワインの飲み比べを楽しめる

ブエノスアイレスと並んで、南米の中でも街歩きを楽しめた都市でした。山と街と海(バルパライソ)を一度に楽しめるので、南米周遊の際は、ぜひチリにも立ち寄ってみてください。

関連記事

この旅行で訪れた都市の記事はこちらです。

イグアスの滝については、別の記事で紹介します。

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