今回は、深圳航空の中国国内線を利用した際、トランジットホテルを活用して深圳観光を楽しみました。 この記事では、トランジット中に利用したサービスや、巡った観光スポットをご紹介します。
旅程
| 日付 | 旅程 | 泊 |
|---|---|---|
| 木 | 19:00 成田 ⇓(深圳航空 652 便) 23:40 深圳 | 深圳泊 |
| 金 | 8:15 深圳 ⇓(深圳航空 8995 便) 10:55 麗江 | 麗江泊 |
| 土 | 麗江観光 | 麗江泊 |
| 日 | 11:55 麗江 ⇓(深圳航空 8996 便) 14:35 深圳 | 深圳泊 |
| 月 | 11:50 深圳 ⇓(深圳航空 663 便) 16:20 関西 | - |
深圳空港トランジットホテル利用方法
深圳国際空港に到着したら、入国審査、荷物受取まで済ませ、「出国」フロアの E24 カウンターを目指しましょう。
日本の空港と同じく、到着フロアが下の階にあるので、エレベーターで一番上のフロアを目指します。

成田空港のようにアルファベットごとにカウンターが並んでいるので、E24 を探します。 深圳までの搭乗券と、乗り継ぎ便の情報をスタッフに見せて、トランジットホテルを利用したい旨を伝えます。
私はこの時点で乗り継ぎ便の搭乗券をまだ持っていませんでしたが、Trip.com の予約画面で問題なく対応してもらえました。
対応してくれたスタッフは英語が話せなかったため、翻訳アプリでやり取りしました。
私の利用クラスの場合は「相部屋になる」と説明があり、正直気は進みませんでしたが、今回は費用を抑えたかったので了承。
ピックアップ時に使うための顔写真をその場で撮られました。日本ではなかなかありませんが、中国ではよくあるスタイルです(笑)
その後、このような案内画像を見せられました。 「711?出口番号?」と思いましたが、気になったので確認したところ…

なんと セブンイレブンのこと でした(笑) 聞き返して良かったです。
この後セブンイレブンで集合している集団を見つけ、無事合流できました。
ちなみに話は変わりますが、中国のコンビニの肉まんは絶品だったので、ぜひ一度トライしてみてください。
その後バスに乗り込み無事ホテルへ到着しました。

ちなみに、カウンターに着いたのが 23:40、ホテルに到着したのが 0:30 ごろでした。
バスはすぐ出発するわけではないので、ある程度時間がかかることを覚悟しておきましょう。
そしてトランジットホテルがこちらです。チェックイン時に翌日のピックアップ時刻を伝え、フロントでも「あなたは相部屋です。」と念押しされました。
しかし相部屋相手と合流して部屋に向かうのかと思いきや、特に何も指示されません。
ということは後から入ってくるパターン?かと思い、先にシャワーを浴びました。
正直シャワーを出たらもしかして相部屋相手がもういるのかとめちゃめちゃ怖かったです。
ベッドについてからも、いつ入ってくるのかとドキドキしましたが、、、
結局誰もきませんでした。
国内線モバイルバッテリー預かり所
中国国内線を乗る場合、日本で購入したモバイルバッテリーは持ち込めません。
「CCC」認証という認証があるバッテリーのみ認められ、日本で購入したものについては基本的についていないと思っておいた方が良いです。尚、日本 ⇔ 中国、中国 ⇒ 香港は問題なく持ち込めました(2025 年 11 月時点)。
私は知らずに深圳まで持ってきてしまい、この後国内線に乗る予定だったため「詰んだ…」と思ったのですが、保安スタッフが無料預かり所を教えてくれました。
もちろん深圳に戻ってこないと使えない技ですが、モバイルバッテリーを無料で預ける方法を紹介します。 まずは出国フロアの B カウンターの出国審査側(奥側)に向かいます。
写真中央の「充电宝」で始まるカウンターが預り所です。
到着予定日等簡単な情報を記入し、すぐに預けることができました。上限は 7 日のようです。

受取時は、すぐ近く A カウンターの裏の壁側の画像のカウンターへ行ってください。
預けた時にもらったレシートを渡すと、モバイルバッテリーを返却してくれます。

深圳に戻るケースじゃないと使えないですが、無料でこのようなサービスがあることは期待していないかったので、中国の便利さに少し感動しました。
モデルコース
今回は限られた時間だったため、一部のスポットに限られますが、
私の訪れたスポットを簡単に紹介します。
南头古城 Nantou Park
南头古城は深圳では貴重な歴史地区です。城壁内は観光地化されており、おしゃれなお店がたくさんあります。

九街糖水
おすすめはこちらの糖水屋さんです。糖水とは主に広東地方で食べられるデザートの総称で、牛乳プリンやココナッツミルクにタピオカや芋餅等をトッピングします。

エリアは南側の門から入ると左手に見えるお店です。
店内は混雑しており、私はテイクアウトしました!テーブルの Alipay の QR を読み込んで、写真を見ながら注文できます。

猫のいるレコード屋さん
こちらのお店は先ほどの九街糖水をさらにまっすぐ進み、右手側に見えるお店です。
レコード屋さんなのですが、店内に猫ちゃんがたくさんいます。

見るだけでも入りやすい雰囲気なので、猫好きの方はぜひ訪れてみてください。
ハイテクパーク 高新园
ハイテクパークは中国の大企業が集積するエリアです。
そもそも深圳の観光情報が少なく、とりあえず深圳っぽいところへ行ってみようということで行ってみました。メトロの高新园という駅を降りるとすぐにブランド店が集まるゾーンがあります。

正直特段最先端を感じれるようなところはなく、普通に銀座みたいな場所でした。
無人タクシーも期待していましたが、ふっつーのタクシーだらけでした。

ハイテクパークであっても、まだ無人タクシーは珍しいようです。
海上世界
深圳メトロ 2 号線の海上世界にあるショッピングモールです。
東京でいうところの、アクアシティお台場やデックス東京のような施設です。
レストランがメインで、スーパーマーケット等、観光客が行って楽しめるようなお店は少ない印象です。
一応お目当てが下の写真の噴水ショーだったのですが、これはわざわざ見に行かなくてもというクオリティでした。

盒馬鮮生 Hema
こちらはアリババが運営するスーパーです。
深圳には何店舗かありますが、私は海上世界の隣の水湾駅から直結のモールに入っている店舗に行きました。
こちらのお店の面白い点は、配送用の商品が、天井のリフトで運ばれるところが見れる点です。
日本のスーパーではこの仕組みは見たことがないので、中国の最先端のスーパーを感じられます。
お会計は当然現金は使えず、Alipay 利用のセルフレジです。
正直品ぞろえは、そこまで良い方ではありませんでしたが、社会科見学として時間があれば訪れてみてください。
市民広場

こちらは本記事で紹介してきたこれまでのスポットは少し離れた福田地区の名所です。
海上世界から 8 号線で 40 分程度、空港からは 30 分程度かかります。
この広場の見どころはこちらの巨大な深圳市民中心という建物です。 私は半日程度の観光時間だったので、こちらは終電前たった 15 分程度の観光になりましたが、一目見るだけでも十分価値のある建物だと思いました。

あまりの巨大さに畏怖的なものを感じました。
なお、私は時間が無くて行けなかったのですが、市民広場の後ろにある「蓮花山」という山から夜景を見下ろせるようで、次回行った際はリベンジしたいと思っています。
まとめ
深圳は、目的地として訪れることが少ないかもしれませんが、トランジットの時間を活用して観光してみるのもおすすめです。
今回のように、深圳航空の国内線を利用する際にトランジットホテルをうまく活用すれば、限られた時間でも深圳の魅力を味わうことができます。
参考にしていただけたら嬉しいです!
