今回は、年末年始の台湾縦断旅行で訪れた、台中の観光モデルコースをご紹介します。
高雄・台南と南から北上してきて、元日の 1/1 に台中に入り、1 泊しました。午後は日帰りで鹿港へ出かけたので、台中で観光したのは、到着後の昼と、夜の逢甲夜市と忠孝夜市、翌朝の第二市場です。短い時間でしたが、台中らしいスポットと夜市グルメはしっかり押さえられました。
台中は、台北・高雄と並ぶ台湾の三大都市のひとつで、人口は台北市を上回る約 280 万人と言われています。日本統治時代に計画的に整備された街で、駅の周りには当時の赤れんがの建物が今も残っています。

旅程(モデルコース)
| 日付 | 時刻 | 場所 |
|---|---|---|
| 1/1(木) | 10:40 | 台南駅から台湾鉄道で台中へ |
| 12:48 | 台中駅に到着 | |
| 12:53 | 旧台中駅(しんちゃんの電車と駅の猫) | |
| 13:11 | 宮原眼科 | |
| 13:20 | 緑川 | |
| 13:43 | Ohotel 麗加園邸にチェックイン | |
| 14:00 | ホテルの近くからバスで鹿港へ(別記事) | |
| 19:20 | 逢甲夜市 | |
| 21:28 | 第一市場(素通り) | |
| 22:10 | 忠孝夜市で 2 回目の夕食 | |
| 23:03 | 夜の旧台中駅 | |
| 23:27 | Uber でホテルへ | |
| 1/2(金) | 08:20 | ホテルの朝食 |
| 09:11 | 第二市場の山河魯肉飯 | |
| 10:27 | 高鐵台中駅から台北へ |
鹿港への日帰りについては、こちらの記事 で紹介しています。
料金は 1 台湾ドル=4.8 円で計算しています。
10:40 台南駅から台湾鉄道で台中へ
前日に泊まった台南から、台湾鉄道(台鉄)で台中へ向かいました。10:40 に台南を出発し、12:48 に台中駅に到着です。
台中駅は、2016 年に高架の新しい駅舎になりました。大きな屋根に覆われた、開放感のあるホームです。


12:53 旧台中駅(しんちゃんの電車と駅の猫)
新しい駅舎のすぐ隣には、旧台中駅の古いホームが残っています。
この日は、ホームに展示された古い電車がクレヨンしんちゃんの装飾になっていて、多くの人が写真を撮っていました。

旧ホームでは、日向ぼっこをしている猫にも出会えました。

旧台中駅の駅舎は、日本統治時代の 1917 年に建てられた、赤れんがと白い石の帯が美しい建物です。東京駅と同じ「辰野式」と呼ばれるスタイルに近い外観で、台湾の国定古跡に指定されています。

13:11 宮原眼科
駅から歩いて数分の宮原眼科は、台中観光の定番スポットです。
その名のとおり、もともとは日本統治時代の 1927 年に、日本人の眼科医・宮原武熊が開いた眼科医院でした。今は、パイナップルケーキで知られる菓子店「日出(Dawn Cake)」が建物をリノベーションして、お店として営業しています。

この日も、入口には行列ができていました。
中に入ると、天井まで届く木の棚に、お菓子の箱が本のように並んでいて、まるで魔法の図書館のようです。


13:20 緑川
宮原眼科の目の前を流れているのが、緑川です。かつては汚れた川だったそうですが、整備されて、今は川沿いに遊歩道が続く、市民の憩いの場になっています。

13:43 Ohotel 麗加園邸にチェックイン
ホテルは、「Ohotel 麗加園邸」に泊まりました。料金は 1 人 4,038 円 です。
白いドームのある外観で、ロビーはドームの天井の吹き抜けになっています。



駅から 2.5km。駅前のホテルの方が便利
ただ、このホテルは 台中駅から約 2.5km と遠い のが難点でした。バスで移動しようにも、微妙に道路を渡ったりする必要があり、駅からは少し不便です。
一方で、鹿港行きのバスの乗り場は、ホテルから比較的近い場所にありました。
| エリア | 良いところ | 気になるところ |
|---|---|---|
| 台中駅周辺 | 台鉄の駅、旧台中駅、宮原眼科、第二市場に近い | ー |
| 今回のホテル(西区) | 鹿港行きのバス乗り場に近い | 台中駅から約 2.5km。移動が不便 |
台中で 1 泊だけなら、台中駅の近くに泊まる方が良い と思います。予約の際は、外国人の口コミで、駅からのアクセスも確認しておくのがおすすめです。
14:00 ホテルの近くからバスで鹿港へ
チェックイン後は、ホテルの近くからバスに乗って、鹿港へ日帰りで出かけました。鹿港については、鹿港の記事 で紹介しています。
19:20 逢甲夜市
鹿港から台中に戻り、逢甲夜市へ。逢甲大学の周りに広がる、台湾最大級の夜市と言われています。
鹿港の帰りに寄るのがおすすめ
逢甲夜市は、台中駅から約 7km と、かなり西側 にあります。駅の周りに泊まっていると、行き帰りに時間がかかります。
一方で、鹿港からはバスを乗り継いで行きやすい場所にあるので、鹿港からの帰りに寄るのがおすすめ です。私も鹿港の帰りに立ち寄りました。
元日の夜ということもあり、通りは人で埋め尽くされていました。

肉圓と大腸麵線
まずは、肉圓(バーワン)と大腸麵線のお店へ。

メニューは、大腸麵線 60 元(約 290 円)、肉圓 50 元(約 240 円) など、どれも安いです。

肉圓は、サツマイモなどのでんぷんで作った皮で、豚肉などの具を包んだ料理です。台中のお隣の彰化の名物として知られています。皮はプルンプルンの食感で、話のタネに一度食べれば十分、という感じでした。

大腸麵線は、とろみのあるスープに、細い麺と豚の大腸が入った台湾の定番の軽食です。こちらは普通の味でした。美味しいお店の麵線は、もっと美味しいです。

小楊湯包の小籠湯包
続いて、小籠湯包のお店「小楊湯包」へ。小籠湯包は、1 人前 90 元(約 430 円) でした。


最後は、ドリンクスタンド「點茶」でお茶を買いました。

21:28 第一市場(素通り)
逢甲夜市から忠孝夜市へ向かう途中、台中駅の近くの第一市場にも寄りましたが、あまり見ずに素通りしてしまいました。
22:10 忠孝夜市で 2 回目の夕食
その後、台中駅の東側にある忠孝夜市へ移動し、2 回目の夕食を食べました。
屋台より飲食店が並ぶ夜市。好き嫌いが分かれそう
忠孝夜市は、屋台が並ぶというよりは、大通り沿いに飲食店が並んでいる 感じの夜市です。食べ歩きよりも、ちゃんとご飯を食べたい人向けです。
大通りを挟んでお店が並んでいるので、雰囲気は好き嫌いが分かれると思います。規模も逢甲夜市の方が大きく、みなさんがイメージする夜市らしい夜市は、逢甲夜市の方です。
鶏肉飯や、もち米を蒸した米糕、スープ、揚げ物を頼みました。

米糕は、竹筒などで蒸したもち米に、甘辛く煮た豚肉をのせた料理です。

23:03 夜の旧台中駅
ホテルへ戻る前に、夜の旧台中駅にも寄りました。ライトアップされた赤れんがの駅舎は、昼とはまた違う雰囲気です。


23:27 Uber でホテルへ
忠孝夜市から Uber でホテルへ戻りました。23:27 に乗って 23:41 に到着、料金は 190 元(約 910 円) でした。駅から離れたホテルだと、こうした移動費もかかります。
1/2 08:20 ホテルの朝食
ホテルには朝食ビュッフェもありましたが、朝ごはんは外で食べたかったので、ここではほとんど食べませんでした。

09:11 第二市場の山河魯肉飯
チェックアウト前に、台中駅の近くの第二市場へ。日本統治時代の 1917 年に「新富町市場」として開かれた歴史のある市場で、今も食堂がたくさん並んでいます。


お目当ては、市場の中にある人気店「山河魯肉飯」です。

魯肉飯は、甘辛く煮込んだ豚肉をご飯にのせた、台湾の定番の丼です。

豚の角煮をのせた、控肉飯も頼みました。

10:27 高鐵台中駅から台北へ
最後は、台湾新幹線(高鐵)の台中駅から、台北へ向かいました。高鐵の台中駅は、台中駅から離れた郊外にあるので、移動時間に注意してください。

かかった費用
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| ホテル(Ohotel 麗加園邸) | 4,038 円(1 人分) |
| 大腸麵線(逢甲夜市) | 60 元(約 290 円) |
| 肉圓(逢甲夜市) | 50 元(約 240 円) |
| 小籠湯包(小楊湯包) | 90 元(約 430 円) |
| Uber(忠孝夜市 ⇒ ホテル) | 190 元(約 910 円) |
※1 台湾ドル=4.8 円で計算しています。夜市の料金はメニューの価格です。
まとめ
今回は、台中の観光モデルコースをご紹介しました。
- 台中駅の周りに、旧台中駅、宮原眼科、緑川、第二市場が集まっていて、歩いて回れる
- 宮原眼科は、本棚のような店内が見どころ。行列ができていた
- 逢甲夜市は台湾最大級の、イメージどおりの夜市。ただし台中駅から約 7km 西にあるので、鹿港の帰りに寄るのがおすすめ
- 忠孝夜市は飲食店が並ぶ夜市。規模は逢甲夜市より小さく、ちゃんとご飯を食べたい人向けで、好き嫌いが分かれそう
- 翌朝は、駅の近くの第二市場で、人気店の山河魯肉飯の魯肉飯と控肉飯
- 今回のホテルは駅から約 2.5km と遠く、移動が不便だった。1 泊なら台中駅の近くに泊まる方が良い
- 鹿港へは、バスで 1 時間ほど。台中に 1 泊すれば、午後に日帰りで行ける
台中は、台北や台南と比べると観光地の印象は薄いかもしれませんが、駅の周りに見どころがまとまっていて、夜市のグルメも楽しめる街でした。台湾縦断旅行の途中に、ぜひ立ち寄ってみてください。
関連記事
この旅行で訪れた都市の記事はこちらです。
台南・台北については、別の記事で紹介します。
