今回は、10 月の四川旅行の帰りに、江蘇省の無錫(むしゃく)に立ち寄ったときの記録をお届けします。
成都から深夜の便で無錫に着き、翌日 13:30 の関西行きの便で帰国する、観光できるのは朝の数時間だけの弾丸旅行 です。それでも、京杭大運河沿いの古運河の街並みと、惠山古鎮の 2 か所をしっかり回れました。
ちなみに、「無錫」という地名は、かつて錫山(しゃくざん)で採れていた錫(すず)が、漢の時代に掘り尽くされて「無くなった」ことに由来すると言われています。

旅程(モデルコース)
| 時刻 | 場所 |
|---|---|
| 前日 23:50 | 成都 ⇒ 無錫蘇南碩放国際空港に到着 |
| 0:10 | 空港 ⇒ Y hotel(DiDi) |
| 7:15 | 朝の運河沿いを散策 |
| 7:20 | 麺の朝ごはん |
| 7:35 | 小籠包の朝ごはん |
| 7:50 | 南長街 |
| 8:05 | 清名橋と京杭大運河 |
| 8:35 | 南禅寺 |
| 9:00 | ホテルをチェックアウト |
| 9:30 | 惠山古鎮 |
| 11:10 | 惠山古鎮駅 ⇒ 空港(地下鉄) |
| 13:30 | 無錫 ⇒ 関西(深圳航空 675 便) |
旅行全体の日程
| 曜日 | 旅程 | 泊 |
|---|---|---|
| 木 | 19:25 成田 ⇓(中国国際航空 434 便) 23:45 重慶 | 重慶泊 |
| 金 | 重慶観光 | 重慶泊 |
| 土 | 楽山大仏・成都観光 21:20 成都双流 ⇓(深圳航空 9548 便) 23:50 無錫 | 無錫泊 |
| 日 | 無錫観光 13:30 無錫 ⇓(深圳航空 675 便) 17:00 関西 |
料金は 1 元=22 円で計算しています。
前日 23:50 無錫に到着・DiDi でホテルへ
成都から深圳航空の便で、23:50 に無錫蘇南碩放国際空港に到着しました。
無錫の空港は写真撮影が一切禁止
無錫の空港は軍事施設を兼ねているため、空港での写真撮影は一切禁止です。着陸時も、通常は窓のブラインドを上げるところ、窓を閉めた状態で着陸 しました。飛行機の窓からの景色を楽しみにしている方や、空港で写真を撮ろうと思っている方は注意してください。
空港からホテルまでは、DiDi で向かいました。料金はメモし忘れてしまいました。
無錫には水郷の街のイメージを持っていましたが、空港から市内へ向かう途中、高層ビルが建ち並ぶ大都市で驚きました。
ホテルは、京杭大運河沿いの南長街のすぐ近くにある「Y hotel」に泊まりました。

部屋には大きなスクリーンとプロジェクターがあり、映画館のような部屋でした。

ホテルに着いたのは 0 時過ぎでしたが、すぐ近くの運河沿いは夜でもライトアップされていました。

ホテルのエリア選び
| エリア | 特徴 |
|---|---|
| 南長街・清名橋周辺 | 運河沿いの古い街並みを朝の散歩で楽しめる。半日観光ならここが便利 |
| 惠山古鎮周辺 | 惠山古鎮に近く、地下鉄の惠山古鎮駅から空港へ向かいやすい |
| 空港周辺 | 深夜着・早朝発には便利。ただし市内観光には移動が必要 |
深夜に着いて翌朝だけ観光するなら、朝の散歩で運河沿いを歩ける南長街周辺がおすすめです。予約するときは、外国人の口コミも確認しておきましょう。
7:15 朝の運河沿いを散策
翌朝は、7 時過ぎにホテルを出て、運河沿いを散策しました。

7:20 麺の朝ごはん
朝ごはんは、運河沿いの麺のお店で、麺とおかずのセットを食べました。おかずも含めて 12 元(約 264 円) です。
麺もお肉も、めちゃくちゃ美味しかったです。

醤油ベースの濃い色のスープは、江南地方の麺らしい見た目です。
7:35 小籠包の朝ごはん
続けて、別のお店で小籠包もはしごしました。

無錫の小籠包は、スープが甘めの味付けなのが特徴と言われています。無錫の料理は全体的に甘めで、醤油と砂糖を使った味付けが多いそうです。
実際に食べてみると、その名のとおり無錫風の甘い味付けで、日本人には慣れない味でした。小籠包というと、日本人の多くはしょっぱい肉汁を想像すると思うので、甘い小籠包は好みが分かれそうです。
7:50 南長街
南長街は、京杭大運河に沿って延びる古い通りです。このあたりの運河は「無錫古運河」とも呼ばれ、無錫観光の定番スポットになっています。朝早い時間だったので、人がほとんどいませんでした。

通りでは、柴犬がのんびり散歩していました。

南長街から一本入ると、白壁の古い家が並ぶ細い路地もあります。

8:05 清名橋と京杭大運河
南長街の南端にあるのが、京杭大運河に架かる清名橋です。

京杭大運河は、北京と杭州を結ぶ全長 1,700km 以上の世界最長の運河で、2014 年に世界遺産に登録されました。清名橋は明の時代に架けられた石のアーチ橋で、運河沿いの古い街並みとあわせて、無錫を代表する景色になっています。
運河から分かれた細い水路沿いにも、白壁の家が並んでいます。

8:35 南禅寺
南長街から北へ歩いて、南禅寺に寄りました。

南禅寺は、南朝・梁の時代に創建されたと言われる古いお寺です。そびえ立つ七重の塔は、妙光塔と呼ばれています。

9:30 惠山古鎮
ホテルをチェックアウトして、惠山古鎮へ向かいました。

惠山古鎮は、惠山のふもとにある古い町並みで、100 以上の祠堂(一族の祖先を祀る建物)が集まっていることで知られています。


惠山古鎮の中心には、水路が流れています。水路沿いの木々には、赤や黄色の提灯が吊るされています。


水路の先には、塔のある錫山が見えます。地名の由来になった山です。


11:10 惠山古鎮駅から地下鉄で空港へ
惠山古鎮駅から地下鉄に乗り、無錫蘇南碩放国際空港へ向かいました。料金は 6 元(約 132 円) です。

空港まで地下鉄で行けるので、惠山古鎮を観光してからそのまま空港へ向かえます。13:30 の便で、関西へ帰りました。
かかった費用
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| 朝ごはん(麺とおかず) | 12 元(約 264 円) |
| 地下鉄(惠山古鎮駅 ⇒ 空港) | 6 元(約 132 円) |
| 合計 | 18 元(約 396 円) |
※1 元=22 円で計算しています。空港 ⇒ ホテルの DiDi 代、小籠包、宿泊費、航空券は含みません。
まとめ
今回は、深夜に着いて翌日の昼の便で帰る、無錫の半日弾丸観光モデルコースをご紹介しました。
- 無錫の空港は軍事施設を兼ねていて、写真撮影は一切禁止。着陸時も窓を閉めたままだった
- 水郷のイメージだったが、実際は大都市。深夜着でも、DiDi で市内のホテルへ移動できた
- 南長街周辺に泊まると、朝の散歩で京杭大運河と清名橋を見に行ける
- 朝ごはんの麺とお肉はめちゃくちゃ美味しい。一方、無錫風の小籠包は甘く、日本人には慣れない味だった
- 惠山古鎮は、提灯が吊るされた水路と祠堂の街並みがきれい
- 惠山古鎮駅から空港までは地下鉄で 6 元。観光してからそのまま空港へ向かえる
無錫は、帰国便までの半日でも、水郷の街並みを十分に楽しめる街でした。
ただ、天気の差もあるかもしれませんが、済南 と比べると観光地感が強く、見どころもそれほど広い範囲に散らばっているわけではありません。無錫だけを目的に行くよりは、上海などの近くの都市と組み合わせて行くのが良いと思います。
関連記事
この旅行で訪れた都市の記事と、中国旅行の準備のまとめ記事はこちらです。
- 【重慶】1日観光モデルコースまとめ。洪崖洞の夜景・李子坝駅・パンダ・長江クルーズ
- 【楽山大仏】成都・重慶から日帰りモデルコース。高速鉄道とバスでの行き方と所要時間
- 【中国旅行】個人旅行の準備と使えるアプリまとめ。Alipay・DiDi・高速鉄道と都市別モデルコース
成都については、別の記事で紹介します。
乗り継ぎや短い滞在で観光した都市のまとめは、こちらの記事 で紹介しています。
