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【宜蘭】台北から日帰りモデルコース。礁渓温泉・頭城老街を半日で巡る

南港バスターミナルから國光客運のバスで頭城老街へ向かい、礁渓のランチと温泉公園の森林風呂、宜蘭駅前のカフェまで巡る、台北から日帰りの宜蘭半日モデルコースです。バスの整理券の注意点や温泉の料金もまとめています。

この日は台北から日帰りで、宜蘭エリアへ行ってきました。
スケジュールの都合で 16 時頃には台北へ戻る必要があり、かなりの弾丸旅です。

結論から言うと、急ぎ足にはなるものの、目的をしぼれば半日観光としても十分楽しめました!
台北からの日帰り旅行を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

個人的には、台南が思いのほか「都会」だったのに対して、宜蘭はなんとなーくイメージしていた台湾ののどかな雰囲気そのもので、とても気に入りました。

ちなみに宜蘭はかつて、この地に暮らしていた先住民族の名前から「噶瑪蘭(カバラン)」と呼ばれていました。世界的に評価の高い台湾ウイスキー「KAVALAN」の名前もここから来ています。

台北から宜蘭日帰りの旅程(モデルコース)

時刻場所
8:20台北駅(コインロッカー)
8:35南港駅(新幹線)
8:40南港バスターミナルでチケット購入
9:33南港の朝食屋で豆乳
10:00南港バスターミナル ⇒ 頭城(バス)
11:20頭城老街
11:50頭城駅 ⇒ 礁渓駅(電車)
12:40礁渓でランチ・トマトジュース
13:00礁渓温泉公園森林風呂
13:45礁渓駅 ⇒ 宜蘭駅(電車)
14:15宜蘭駅前散策・カフェ
宜蘭駅 ⇒ 台北(特急)

8:20 台北駅のコインロッカーに荷物を預ける

この日はホテルの移動もあったので、まずは台北駅のコインロッカーに荷物を預けました。

台北駅は高速鉄道へ向かう途中の通路など、比較的いろいろな場所にコインロッカーがあるので便利です。

台北駅構内のコインロッカー

8:35 台北駅から高速鉄道で南港駅へ

台北駅から新幹線で南港駅へ。乗車時間はわずか 8 分ほどです。運賃も 200 円程度なので、気軽に乗れます。

南港駅前の商業施設 CITYLINK 南港

台南方面から台北へ向かうときはいつも終点になる駅なので、品川駅のようなターミナルを想像していました。ところが実際に降りてみると商業施設は少なめで、首都圏で例えるなら豊洲や幕張のような雰囲気です。

南港駅は、高速鉄道・台湾鉄道・MRT の 3 路線が乗り入れる駅です。高速鉄道は 2016 年に台北駅から南港駅まで延伸され、現在は南港が北側の始発駅になっています。

8:40 南港バスターミナルで頭城行きバスのチケットを購入

バスターミナルは、駅から大通りを渡ってすぐ、徒歩 5 分ほどの商業施設に併設されています。外からだと少し分かりにくいので注意してください。

南港バスターミナルのチケット売り場

このビルにはドン・キホーテやマツキヨ、いきなりステーキなどが入っていて、「ここは日本か?」と思うほどです。

てっきり日本人駐在員が多いエリアなのかと思いましたが、Gemini に聞いてみると特にそういうわけではないそうです。だとすると、日本の文化がいかに台湾に浸透しているかを実感します。

チケット売り場では、私のときは英語が通じました。まずは老街のある頭城を目指します。私が乗ったのは國光客運の 1877 番のバスです。

國光客運 1877 番バスのチケットとピンク色の整理券

チケットを買うと、カウンターに置いてあるピンク色の整理券を自分で取るように言われました。

カウンターで次のバスの時刻を確認し、すぐ乗れそうだったので頭城行きに決めたのですが……。いざ乗車が始まると整理券の番号順に呼ばれ、なんと私の一つ前で締め切り。次のバスは 1 時間後とのことでした。

世界のあちこちを旅してきましたが、チケットを買う時点で時刻を確認したのに乗れなかったのは初めてです。。。

その場では思いつかなかったのですが、宜蘭行きなどはもう少し本数が多かったはずです。チケットを交換できるかは分かりませんが、同じ状況になったら宜蘭行きに変更して、回る順番を入れ替えるのも手だと思います。

9:33 南港の朝食屋「来ㄧ客早餐」

思わぬ待ち時間ができたので、南港の街を散策しました。

南港の街並みと古いアパート

Google マップを見ても特に人気店らしきお店は見当たらず、目に入った「来ㄧ客早餐」で甘い豆乳を頼みました。

南港の朝食屋「来ㄧ客早餐」の店内

これといった見どころはありませんが、よく見ると台湾らしい風情のある建物が並んでいて、歩いているだけでも楽しめます。

10:00 國光客運のバスで頭城へ(雪山トンネル経由)

ようやくバスに乗車。渋滞もなく、スムーズに頭城へ到着しました。

台北から宜蘭方面へのバスは国道 5 号を走り、途中で全長約 12.9km の「雪山トンネル」を通ります。2006 年に開通した台湾最長の道路トンネルで、それまでは曲がりくねった山道を越える必要があった宜蘭が、台北からぐっと近くなりました。

南港から頭城へ向かう國光客運バスの車内

11:20 頭城老街の見どころ

頭城の大通りでバスを降ります。ちなみに、そのまま乗り続けると宜蘭博物館や港の方まで行けますが、今回はパスしました。

頭城のバス停付近、廟の前の大通り

頭城のお目当ては老街です。バス停近くの一角にあるとのことで、さっそく行ってみました。

頭城は 1796 年に呉沙という人物が開拓した、宜蘭(蘭陽平原)で最初の漢人の町です。そのため「開蘭第一城」と呼ばれ、老街のある和平街はかつて港町として栄えたエリアです。

壁画が描かれた頭城老街の路地 頭城老街に残る木造の古民家

ただ、Google の口コミにもあった通り、これまでに訪れた老街とは比べ物にならないほど小規模で、正直なところ見どころらしい見どころはありません。

頭城老街(和平街)のレンガ造りのアーケード

のどかで雰囲気は良いのですが、老街目当てで来ると拍子抜けするかもしれません。

というわけで長居はせず、礁渓へ向かうことにしました。老街からすぐの頭城駅から電車に乗ります。

11:50 頭城駅から電車で礁渓駅へ

頭城駅の駅舎

頭城駅のホームと台湾鉄道の電車

頭城から礁渓へ向かう電車の車窓に広がる田園風景

電車からの景色がとても綺麗でした! 20 分ほどで礁渓(礁溪)駅に到着です。駅を出て右へ 1km ほど歩くと温泉街があります。

礁渓駅前の広場のモニュメント

まだお昼を食べていなかったので、まずは腹ごしらえ。人気店は駅の左側にいくつか集まっています。

12:40 礁渓のランチ「礁溪魚丸米粉麻醤麺」で胡麻麺

私が選んだのは、胡麻麺とフィッシュボールが人気のこちらのお店です。

礁渓の胡麻麺(麻醤麺) 礁渓のフィッシュボールスープ(魚丸湯)

麻醤麺(胡麻麺)は、芝麻醤(ごまペースト)を和えて食べる、台湾の食堂の定番メニューです。

胡麻麺は初めてだったので期待して食べてみましたが、うーん。。。

薄々予想はしていたものの、本当に麺に芝麻醤をかけただけの味。四川などで刺激的な麺を食べてきた身としては、いろいろな調味料を足したくなってしまいました。

礁溪魚丸米粉麻醤麺の店頭

フィッシュボールも台湾あるあるで、かなりの薄味でした。

12:50 礁渓名物のトマトジュース「招牌梅子番茄汁」

食後は、大通り沿いで路上販売していたトマトジュースを。礁渓はトマトが名物なのだそうです。温泉水を引いて育てる「温泉野菜」の産地として知られ、トマトもその一つと言われています。

礁渓の大通りでトマトジュースを売る屋台

せっかくなので、珍しい桑の実とトマトのミックスにしてみました。桑の実を口にするのは小学生のとき以来でしたが、ちゃんと桑の風味が感じられて美味しかったです!

13:00 礁渓温泉公園の森林風呂(料金・注意点)

駅前から 1km ほど歩いて、温泉公園に到着です。

礁渓温泉は、山奥ではなく平地の街なかに湧き出る珍しい温泉です。泉質は無色無臭の弱アルカリ性炭酸水素ナトリウム泉で、肌がすべすべになる「美人の湯」として知られています。日本統治時代に温泉地として整備され、今も日本式の温泉旅館が多く残っています。

公園内には足湯や水着着用のお風呂などいろいろありますが、私は日本と同じく裸で入るタイプの温泉「礁渓温泉公園森林風呂」を選びました。料金は 250 台湾ドル(約 1,200 円) で、比較的割高かもしれません。

礁渓温泉公園内の東屋と湧き水

なお、温泉内は撮影禁止のため、中の様子の写真は撮れませんでした。

基本的には露天風呂なのですが、私の印象は「露天風呂」というより「ヌーディストエリア」でした(笑)

温泉がメインというよりは、裸でうろうろできるエリアの中にお風呂がある、というイメージです。あちこちのベンチで裸のおじさんたちが談笑していて、まるでヌーディストの集まりのようでした(笑)

礁渓温泉公園の水着で入るタイプの温泉

写真は別の、水着で入るタイプの温泉です。

しかも、ただでさえ暑いのにお湯も基本的に熱め。皆さんどういうテンションで入っているのか不思議です(笑)

14:15 宜蘭駅前散策と昭和レトロカフェ「小亀有」

温泉を出た後、台北へ戻るまで中途半端に時間が余ってしまったので、電車で宜蘭まで足を延ばしました。 観光する時間はなさそうなので、駅前の散策だけです。 ちなみに温泉公園にはバスターミナルがあり、そこから台北へ帰ることも可能なようです。

宜蘭駅の駅舎とキリンのオブジェ

宜蘭駅前・幾米広場の汽車のモニュメント

宜蘭は台湾の人気絵本作家ジミー(幾米)の出身地です。駅舎の屋根から顔を出すキリンや、駅前の「幾米広場」のオブジェは、彼の絵本の世界をモチーフにしています。

駅の近くに、日本の昭和をコンセプトにした「小亀有」というカフェがあったので入ってみました。

宜蘭のカフェ「小亀有」の昭和レトロな店内

抹茶とプリンを注文しましたが、どちらもとても美味しかったです!

小亀有の抹茶とプリン

お店の雰囲気も素敵なので、宜蘭を訪れる方にはぜひおすすめしたいお店です。

宜蘭駅周辺の街並み

宜蘭駅から特急で台北へ

本当は他にもいろいろと見どころがあるようですが、今回は時間が無かったのでここまでです。 帰りは宜蘭駅から台北行きの直通特急に乗りました。

宜蘭駅のホームと台湾鉄道の車両

しばらくは海岸線沿いを走るルートで、車窓から亀山島なども見え、とても綺麗でした。

宜蘭沖に浮かぶ亀山島は、その名の通り亀が海に浮かんでいるような形をした火山島で、宜蘭のシンボル的存在です。台湾で唯一の活火山とも言われています。

特急の車窓から見える亀山島

まとめ:台北から宜蘭日帰りのポイント

  • 荷物がある日は、台北駅のコインロッカーに預けてから出発すると身軽に回れます
  • 南港バスターミナルのバスは整理券順の乗車なので、時刻を確認しても乗れないことがあります。乗れなかったときは、行き先を変えて回る順番を入れ替えるのも手です
  • 頭城老街はかなり小規模なので、老街目当てならあまり期待しすぎない方が良いです
  • 礁渓温泉公園の森林風呂は 250 台湾ドル(約 1,200 円)。日本の温泉とは違いかなり解放感があるので、普通の観光に飽きた方にはおすすめです(笑)
  • 帰りは宜蘭駅から台北行きの直通特急が便利。海側の車窓から亀山島が見えます
  • 宜蘭駅前の昭和レトロカフェ「小亀有」は、時間が余ったときの休憩にぴったりです

駆け足ではありましたが、台北の喧騒から離れてのどかな台湾を味わえる、満足度の高い日帰り旅でした。

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同じ旅行で訪れた台南・台北については、別の記事で紹介します。

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